ハンタ道を歩く
今帰仁城の近くにハンタ道と呼ばれる道があるという。ハンタとは崖の意味で、今帰仁城への登城道として使用されていたとのこと。写真を見ると岩だらけで野趣満点。森林浴を兼ねて歩いてみることにした。
今帰仁城入口のバス停付近から白い敷石の道が今帰仁城に向かって伸びている。この道を数分歩くと親川という湧水に着く。ここがハンタ道の起点。緑の標識に今帰仁城跡まで700mと書かれている。

親川(エーガー)
石が多いが、それほど歩きにくくはない。道幅もそこそこあり、昔から利用されてきた道であることを実感する。クワズイモ、ソテツ、クロツグなど、亜熱帯の森を演出する植物にも事欠かない。

ミームングスク、ノロの屋敷跡など、沿道には史跡も多い。

ノロ殿内 火の神の祠
岩だらけの山道が整備された平坦な道に変わる。すこし進むと今帰仁城の入口付近に出た。親川からゆっくり歩いて20分ほどの行程だった。
帰る途中で枝道を探ってみることにした。左に折れる道を進むと、鬱蒼としたガジュマル(?)が出現。

ハンタ道に戻ってさらに下っていくと、今度は右に折れる道がある。その小道を下ると巨木フェチの心を鷲づかみにする風格のある大木が現れた。

さらに行くと、神秘的なオーラが漂う謎めいた空間に行き着く。その奧には岩と合体した凄味のあるガジュマル(?)が鎮座している。その圧倒的な存在感にしばし見入ってしまった。

全長700mと短いので山歩きには物足りないが、史跡や大木など見所は多い。巨木フェチにとってハンタ道の枝道はとりわけ魅力的。新緑の頃にまた来ようと思った。







