2017年1月29日 (日)

そして10年が過ぎた

「名護ではこの土・日にさくら祭りが開催された。肝心の桜の咲きはイマイチだったが、エイサーなど沖縄の民族舞踊を間近で見ることができて楽しかった」

拙ブログの初回記事の冒頭から引用した。日付は2007年1月29日。名護に移り住んで1カ月半後に始めたブログだった。それから10年。

最初の2年間はもっぱら山に登った。冬でも青々とした草木が印象的だった。生命力に満ちた亜熱帯の森に圧倒され、写真を撮ることに快感を覚えた。

移住3年目にカヤックを購入すると、山から海へフィールドが拡大した。初めて釣ったタマンの強烈な引きに魅了され、カヤックフィッシング(KS)にハマることになる。

そして、2年前から野鳥を撮るようになった。それまで関心が薄かった野鳥が写真のターゲットとして急浮上したのが不思議だった。

それでも、最初はKSと野鳥写真を趣味の2本柱にしようと考えていた。が、KSはいつしか休業状態。結局、昨年は一度も出漁しなかった。

KSへの関心が消えたわけではない。野鳥写真に熱中するあまり、一時的に意識の片隅に追いやられているだけ。そう思いたい。

とはいえ、去年1年間、このブログは野鳥写真と(野鳥を撮るための)カメラの話題に終始した。この流れは今年も変わらないような気がする。

沖縄移住10周年を機にブログを新しくすることも検討中。野鳥写真に特化したブログを新たに立ち上げるという選択肢もあるけれど、さてどうなりますか。

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10年過ぎても沖縄の桜は艶やかで美しい
Nikon D500 + Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIで撮影

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2017年1月28日 (土)

花より野鳥

沖縄に来た当初は、冬でも花が絶えないことに感動したものだ。冬の花は沖縄の強みかもしれない。そう考えて、花を絡めて野鳥を撮ることに・・・。

花と野鳥といえば桜とメジロ。とはいえ、過去にたくさん撮っている。今回は梅の花をターゲットに選んだ。野鳥の種類は問わない。

名護市のオーシッタイという集落に梅の並木があるという。目指す集落は源河川に沿った林道のはるか先にあった。

来るのが遅かったらしい。梅の花はピークを過ぎていた。どうにか満開にちかい木を見つけても、鳥が姿を見せない。

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シロハラ。梅がダメなので路上の鳥に花を絡める

目的の写真は撮れなかったが、初めて訪れたオーシッタイはひっそりと佇む梅園という感じで趣があった。

とはいえ、不完全燃焼の感は拭えない。梅に代わるものを帰りの車窓で探していると、広大なコスモス畑を発見。こちらは今がピークだった。

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それでも肝心の鳥がいない。やっと見つけたのがコレ

取り合わせがイマイチなので、ほかに被写体になりそうな野鳥がいないか探してみた。

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カモの群れを発見! ドバトよりは使えそう

歩きながらの撮影なので、飛ばさないように慎重に近づく。写真を撮ってもあまり気にする様子はない。

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オナガガモ。コスモスまでチト遠い
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結局、最後は飛ばしてしまった

コスモス畑の周辺にはセッカもいたが、今回は撮影のチャンスに恵まれなかった。

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別の日にほかのコスモス畑で撮影したセッカ。小1時間ねばってやっと撮影
Nikon D500 + Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIですべて撮影

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2017年1月 7日 (土)

サーファーとバーダーの浜

沖縄の南部に訪ねてみたい探鳥スポットがあった。海の探鳥スポットといえば砂地の干潟が多いけれど、そこは岩礁も適度に混じり、変化に富む景観を見せている。海辺に湧水があることも、多彩な野鳥を集めることに一役買っているらしい。

今回は目的地が遠いため、ふだんは節約して屋嘉から入る高速を許田から使う。インターを出てからもその先がけっこう長い。やっと現地に到着。朝の干潮から4時間ちかく過ぎているため、潮はだいぶ満ちていた。

鳥が多い。数だけでなく種類もいろいろ。カモ類やオオバンが多いのは湧水の影響か。

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オナガガモ(♀)
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ヒドリガモ
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オカヨシガモ(♂)とオオバン
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コガモ

冬の沖縄の海といえばシギチ。その先入観をくつがえすバラエティに富むカモ群に圧倒される。被写体としてあまり意識することがなかったカモだが、概してオスは見栄えがする。カモと海の取り合わせも新鮮だった。

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オオバン。食べているのは何?
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ヨーロッパトウネン。地味だがシックで繊細
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アオアシシギ他。どの鳥にピントを合わせるか迷う

ここはサーフィンの人気スポットでもあるらしい。野鳥とサーフィンを1枚の写真に収めることができるのは、沖縄本島ではこの場所くらいか。

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チュウシャクシギ

初めて訪れた南部の海岸は期待に違わぬ探鳥スポットだった。また行きたいけれどいささか遠い。滞沖年数を追うごとに沖縄は頭の中でどんどん大きくなっていく。

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今ではほとんど琉球大陸・・・んなわけないか
Nikon D500 + Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIですべて撮影

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2016年12月10日 (土)

ライファーを求めてⅡ

これまでの成果に味をしめて、ふたたび野鳥の楽園へ。やんばるでの探鳥は午前中が勝負なので早起きが欠かせない。一方、こちらは午後でも野鳥には事欠かない。ゆっくり出発できるのでラク。

クルマを停めて歩きながら鳥を探す。人を見ると飛び去る鳥も多いが、あまり逃げない鳥もいる。そういう鳥をレンズで拾っていく。

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セッカ
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タカブシギ
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ハクセキレイ

浅く水を張った一画にひときわ優雅なシギがいた。心臓が高鳴る。前から撮りたいと思っていた憧れの鳥だった。

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ソリハシセイタカシギ。もうすこし近づきたかった

今回もライファーをゲット。出発が遅かったのですでに4時をまわっている。隣接するエリアをサクッと回って帰ることにした。

適当な場所にクルマを停めて探鳥を開始する。草が生い茂った休耕地に気品あふれる鳥がいた。レンズを向けると、人の気配を察して飛び去ってしまった。

それでも、百メールほど先に舞い降りるのが見えた。今度逃げられたらあとはない。そう思って慎重に距離を縮めていく。

鳥は水辺を歩いていた。進む方向へ先回りして待ちかまえる。やっと射程内に入ってきた。撮影を始めると、背後で犬が吠えだした。かくて、本日のクライマックスはあっけなく幕を閉じることに。嗚呼・・・

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"田園の貴婦人"タゲリ。番犬に守られてガードは固い

それでも諦めきれずに周辺を探してみたが、三度目の正直はかなわなかった。

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代わりに出会ったゴイサギ(若鳥)。近すぎても引けないのが単焦点の辛いところ
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先月出会ったオオヒシクイにも再会できた
Nikon D500 + Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIですべて撮影

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