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2007年4月

2007年4月30日 (月)

安田漁港へいく

昨日に続いてバスでやんばるへ。目的地は東海岸の安田(アダと読む)。安田漁港の堤防では大物が釣れるらしい。クルマを買ったら海釣りを再開する予定なので、釣り場の視察を兼ねていく。

終点の辺土名で楚州方面へ行く村営バスに乗り換える。昨日とはガラリと変わり、県道2号線の山越えのルート。天気がぐずつき、山へ分け入ると霧で視界が効かなくなってきた。普久川ダム(フンガー湖)を過ぎ、バスは安田に向かって道を駆け下りていく。

辺土名から30分ほどで安田に到着。村はずれの川沿いの道を漁港へ向かう。漁港に着くと、巨大な堤防が海へ突き出ていた。その堤防の先端をめざす。堤防には段差があり、先へ進むほど高くなっていく。

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堤防の先端付近。ほとんど断崖絶壁。ビルの3階以上あるかも...

釣り人もそこそこ居るが、ゴールデンウィークのわりにはすくない。それにしても高い。大物がかかったら海へ引きずり込まれそうでちょっと恐い。ここで釣りをするには慣れが必要だと感じた。

帰りのバスまで時間があったので、安田の集落をぶらぶら歩く。とても静かだ。集落全体が薄く目を閉じてまどろんでいる。やんばるの東海岸へ来るたびに、何気ないひなびた情景に魅了される。観光名所ではなくても、来てよかったといつも思う。

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集落内の公園で見かけた生命力みなぎる木。

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東海岸ではイヌもまったり。
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漁港付近で撮ったアサギマダラ。予期せぬ本日の収穫

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2007年4月29日 (日)

バスで奥へいく

沖縄のゴールデンウィークはバスがお得。高速バスを除く沖縄本島の路線バスが千円で乗り放題になるフリー乗車券が発売されるからだ。この乗車券はゴールデンウィークの前期と後期に分かれて販売され、それぞれ3日間有効。

1日でもそこそこ乗れば元はとれるので、とりあえず前期分を購入する。久しぶりに那覇へ行くことも考えたが、渋滞が予想されるので北へ向かうことにする。

フリー乗車券を使って辺土名まで行き、村営バスに乗り換えて終点の奥を目指す。村営バスはフリー乗車券の対象外だが、それほど高くはない(600円)。使われているマイクロバスも新しくてピカピカだった。

辺土名から先へ行くのは今回が初めてだ。左側にはサンゴ礁の浅い海が広がり、右側には山が迫っている。信号がほとんどないのでスイスイ進む。

まもなく辺戸岬に到着。レストハウスがあり、多くの観光客で賑わっている。辺土名からバスを乗り継いできた乗客はみなここで降りてしまった。貸し切り状態となったバスは奥へ向かって山道を下っていく。

文字どおり沖縄本島の最奥部に位置する奥の集落。地名からどことなく秘境めいたイメージを抱いていたのだが、そこで待っていたのは風にはためくカラフルな鯉のぼりの大群だった。

来るまで知らなかったのだが、5月3~5日に「奥ヤンバル鯉のぼりまつり」が開催される。鯉のぼりの掲揚はこのイベントに合わせたものだった。予期せぬ被写体の出現にニンマリしながらデジカメを取りだす。つられて辺戸岬で降りなくて本当によかった。

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奥ヤンバルの里河川公園が祭りの会場
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鯉のぼりにもそれぞれ個性があっておもしろい。

奥からの帰途、辺土名で乗り継いだ名護行きのバスを第二喜如嘉で降りる。お目当ては喜如嘉の七滝。ほかの乗客も数名降りる。バス停の先に「←オクラレルカ」のサイン。花畑があるらしい。とりあえず後についていく。

しばらく行くと、川の右側の田んぼが紫に染まっていた。オクラレルカ(アイリス)の花畑だ。

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近くでじっくり見ると美しい。

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花畑には鯉のぼりがよく似合う。

オクラレルカの観賞後は、本来の目的である滝見物へ。

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しっとりとして趣がある喜如嘉の七滝

ゴールデンウィーク+フリー乗車券のせいで、今日はバスの乗客が多かった。無人に近い状態で走っているバスを見慣れているせいか、乗客で活気にあふれたバスの車内が新鮮に映った。

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そして、最後に蝶を撮る。これはアカタテハ

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2007年4月26日 (木)

パジェロミニに試乗する

自動車学校のペーパー教習も2週目に入り、いよいよ路上で運転することになった。最初はすこし緊張したが、やってみるとけっこう楽しい。クルマの流れにのってしまえば、周囲の状況に応じて体が自然に動く。2日目は変化に富んだ郊外の道を走り、運転の快感も味わった。

路上デビューを果たすとクルマが欲しくなってきた。運転技術はまだまだ未熟だが、自分のクルマで毎日運転すれば自然に上達するような気がする。

購入予定のクルマはすでに決まっていた。初代のパジェロミニ。丸いヘッドライトがかわいい。主な用途がアウトドアなので4駆+ターボも欠かせない。色はグリーン系。筋金入りのペーパードライバーのくせにクルマの好みはけっこうウルサイ。

インターネットの中古車サイトで検索し、沖縄中部の中古車販売店にターゲットを絞る。希望条件はほぼ満たしていたので、店頭で実物を確認することにした。

クルマの色は渋い緑でイメージどおりだった。問題はルーフの部分。目立つ傷とへこみがある。店の人に聞くと修復できると言うのだが。

内外装のチェックが終わったので、試乗させてもらうことにした。「アクセルは右、ブレーキは左でよろしかったでしょうか」というレベルでペーパー教習に臨んだのはつい先週のこと。それを思うとたいした進歩だ。中古車を試乗してその善し悪しを判断しようというのだから。

試乗ではこの道をいつも使うんだよねぇ。登り坂もあるからエンジンの具合がわかるし・・・と助手席で店の人がいう。ハンドルやブレーキの操作で違和感を覚えることはなかった。ルーフさえ修復できればコイツでいいかも・・・そう思いはじめていた。

交差点を曲がり、登り坂でアクセルを踏む。と、エンジンがノッキングを起こしはじめた。その状態が完全には収まりきらないまま店に帰還。

エンジンについては適切に整備し、ルーフについても修復する。作業が完了したら連絡するので、そのときにもう一度試乗すればいいということで話はまとまった。

だが、あのときのノッキングはクルマがイヤイヤをしていたように思えてならないのだが・・・。

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2007年4月21日 (土)

ペーパー教習を受ける

名護へ引っ越して4カ月。これまでクルマがなくてもそれほど生活に不便を感じたことはなかった。スーパーやコンビニ、銀行、郵便局、図書館などはすべて徒歩圏にある。市街から離れた58号沿いのスーパーやホームセンター、本屋などへ行くときは自転車を使えばよかった。

でも、それは買い物などの日常生活レベルでのハナシ。海や山などアウトドアで遠出をしようと思えばどうしてもクルマが欲しくなる。これから日差しが強くなれば、近場でも自転車による移動は辛いだろう。今後も名護で暮らしていくのなら、ペーパー教習 → クルマ購入は避けてとおれない道だった。

3月に自動車学校に電話し、今は学生で混んでいるからペーパー教習は4月半ばまで受けられないと告げられたときは、内心ホッとしたものだ。その猶予期間も終わり、今週から自動車学校で教習を受けるハメになった。

教習初日、ハンドルを握ったクルマは未知の怪物だった。免許をとったのが22年前。取得後もほとんど運転経験がないので初めてハンドルを握るようなものだ。未知のものはなんでもコワい。初めて買ったパソコンも新しい職場もみなコワかった。ここは腹をすえて時間をかけて慣れていくしかない。

今週は場内での練習に終始した。正味1時間の教習だが終わるとグッタリする。救いは教官がみな丁寧で優しいこと。ただでさえ緊張しているのに、強く叱責されたりするとよけい萎縮してミスを犯すことになりかねない。

免許は持っているので(しかもゴールド)、検定にパスするというプレッシャーがないのも救いだ。ある程度自信がついたらクルマを購入し、自分で練習すればいい。

もうひとつの救いはペーパードライバーが集うインターネットの掲示板。クルマの運転が怖いのは自分だけではない、ペーパーは皆そうなんだということを知るだけで気持ちがラクになる。見えない仲間の存在を知らせてくれることは、インターネットの功績のひとつかもしれない。

来週はいよいよ路上デビューが控えている? ここしばらくはイバラの日々が続きそうだ。

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2007年4月17日 (火)

シジミチョウを撮る

天気が良かったので、午後、蝶を撮りにいく。行き先は、安和岳へ行く途中で見つけた沢沿いの道。さまざまな蝶が飛びかうお気に入りの場所だ。

時間が多少遅かったせいか、蝶の姿はそれほど多くなかった。それでも小一時間ほどねばり、シジミチョウなどを撮影。シジミチョウは小さくて見た目の印象が薄いため、これまであまり意識していなかった。でも、接近して撮るとなかなか美しい。チョウの被写体リストに新たなページが加わったような気がした。

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ヤマトシジミ。羽を開くと美しい。

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モンシロモドキ。蛾の仲間だが、飛んでいる姿はモンシロチョウに似ている。
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クロボシセセリ。小さいが蝶の仲間。よく見ると眼がカワイイ。

こうした自然豊かな蝶のフィールドに自転車で気軽に行けるのが名護のいいところ。足繁く通えば蝶について理解が深まり、撮影にも有利にはたらく。

蝶マニアではなかったはずなのに、最近、被写体としてまっさきに蝶が浮かぶようになった。アオタテハモドキに出会って以来、蝶の魅力にジワジワと取り憑かれているのかもしれない。

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2007年4月14日 (土)

犬に追われて

沖縄では放し飼いにされている犬をよく見かける。街中で出会う犬は概しておとなしく、それほど気にならないのだが、たとえば町はずれで出会う首輪をしていない犬には例外もいる。それが1匹ではなく群れていたりするともう最悪だ。

午後、未知なる蝶との出会いを求めてプチサイクリングに出かけた。向かったのは安和エリア。自宅から比較的近くて自然が豊かだ。

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自宅から20分ほど自転車を漕ぐとこんな鬱蒼とした山道に...
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さらに行くと見事な大木が立っていた。
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近くには文化財に指定されている「安和のくばのうたき」もある。

蝶は飛んでいるのだがシャッターチャンスに恵まれない。やっと留まった蝶にカメラを構えて近寄ろうとすると逃げられてしまう。ほとんど曇天という気象条件もマイナスに働いているのかもしれない。

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路上で見かけたミナミヤモリ。撮れるものを撮るのがデジカメ自然散策のセオリー

場所を変えて別の沢沿いの道にも入ってみた。こちらも成果はなし。ウロウロしているうちに夕方になってしまった。夕食の食材をどこで買おうかと、頭のなかは早くもお帰りモードに。

蝶を撮りに行って収穫なしで帰るときの心境は、釣りに行って獲物なしで帰るときの心境に似ている。落ち込んだ気分で自転車を漕いでいると、道路からすこし離れた砂山に犬が数匹いるのが見えた。

次の瞬間、犬たちはいっせいに吠えながら砂山を駆け下りてきた。あわてて自転車を漕ぐ足に力をこめる。振り返ると、先頭の犬は3メートルほどの距離に迫っていた。こういうとき自転車は無防備だ。やむなく声をだして威嚇する。犬がひるむのがわかった。何度か威嚇すると、犬はやっとあきらめて道を戻りはじめた。

犬が引き返すのを見届けるまで生きた心地がしなかった。でも、怖い思いをするだけならまだいい。いつかそのうち脚をガブリと噛まれそうでちょっと心配だ。

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2007年4月12日 (木)

公園に蝶を求めて

沖縄へ引っ越してから写真の対象が大きく変わった。住んでいたのが横浜ということもあり、以前は人工物と人間が多かった。最近はもっぱら自然。気がつくと「デジカメ自然散策」という言葉が自分のなかに定着していた。

自然が濃厚なエリアに足を踏み入れて、感性のセンサーに触れたものにレンズを向ける。咲き乱れる花のこともあれば、飛来する鳥のこともある。亜熱帯の自然は未知の領域なので予測がつかない。そのときの自然条件によって演出された情景のすべてが被写体となる。

その一方で、被写体として蝶を意識することが増えてきた。追求するテーマとしての蝶。出たとこ勝負でその時々の出会いを楽しむ「デジカメ自然散策」に、自分のテーマを追い求めるというアプローチが加わったことになる。

蝶を撮るなら花。図書館で借りた蝶の本を眺めながらそう思った。本の写真ではオオゴマダラが赤い花にとまって吸蜜している。蝶と花による色のコントラストが美しい。

蝶を美しく撮るには綺麗な花が欠かせない。そう考えて、市内の公園を頭に浮かべてみた。色鮮やかな花が植えられていたような気がする。

まずは名護中央公園へ行ってみた。公園西口のKゾーンを皮切りに各ゾーンをまわってみる。花は咲いているのだが、蝶はそれほど多くない。飛んでいる姿を見かけることはあっても、思惑どおりに花にとまってくれない。

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やっと撮ったモンシロチョウ。白い花に白い蝶。コントラストの美はいずこに...

期待した成果が得られないので名護岳創造の森公園へ向かう。目的の「沢コース」に入ると生命の気配に満ちていた。だが、見かけた蝶はイシガケチョウとリュウキュウヒメジャノメくらい。コノハチョウとの遭遇という淡い期待を抱いて来たのだが。

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代わりにトンボの写真を撮る。リュウキュウハグロトンボ(♂)
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リュウキュウハグロトンボのペア

つづいて向かったのはGゾーンにある「命の泉」のプロムナード。が、ここも蝶に関しては収穫なし。蜘蛛の巣に何度も顔を突っ込み、蚊に喰われただけだった。

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代わりにシダの写真を撮る。新緑のシダの海...

山から下りて最後に向かったのは21世紀の森公園。あの公園にも花は咲いていたハズ。だが、すでに夕方になっていたこともあり、蝶の姿は見られなかった。

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代わりに鳥を撮る。ムナグロの群れ
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リュウキュウマツの森。30年後が楽しみだ。

結局、蝶と花の鮮やかなコントラストは絵に描いたモチに終わった。まあ、自然が相手だから仕方ないか。デジカメ自然散策の醍醐味は、やはり予期せぬ出会いを楽しむことにあるのかも・・・。

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2007年4月 9日 (月)

胃が痛む夜は

昨日は胃の痛みで夕食をとることができなかった。その胃痛の原因がわからない。最後に食べたのはベビーチーズだった。その前が百円ショップで買ったサプリメントのマカ。安物だから多めに摂らなきゃと思い、5錠をいっき飲みしたのがアダとなったのか。

これはおとなしく寝るしかないと早々にベッドに入る。が、痛みで寝つくことができない。体をうつ伏せにすると痛みがやわらぐ。その体勢を長時間維持するのはしんどいので寝返りをうつ。また痛みがぶり返し、うつ伏せになる。その繰り返しで夜が更けていく。

これほど執拗な胃の痛みは初めてだったので不安になってきた。胃に潰瘍ができて出血しているのかもしれない。学生時代の友人が十二指腸潰瘍で吐血した話が脳裏によみがえる。なんでも洗面器半分の血を吐いたとか・・・。喉の奥から血なまぐさい臭気がこみ上げてくるような気がした。

朝起きると胃の痛みは治まっていた。不安が解消されないので胃腸科のクリニックへいく。診察後、胃の内視鏡検査を受けた。診断は胃炎だった。胃の粘膜は多少荒れているが、潰瘍はないらしい。

最後に、医師からストレスの有無について聞かれた。仕事をしないで遊び呆けている毎日。ストレスなどあるはずはないと思った。それとも、ストレスがないのがストレスなのか。あるいは自分では意識していないだけで、胃痛の原因となるストレスを抱えているのか。

検査の麻酔が冷めきらない頭でジャスコへ買い物にいく。屋外の花売り場で蝶が2匹舞っていた。初めて見るツマグロヒョウモン、しかも雄と雌のペア。

あわててコンパクトデジカメで写真を撮る。が、なかなかキレイに羽を広げてくれない。「ちょっとだけよ」と羽を開く蝶に向かって「コラッもっと見せんかい!」などと毒づく。もうほとんどエロオヤジだ。

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ツマグロヒョウモン(♂)。身近な蝶の撮影フィールド「花屋さん」

百均商品を自転車に満載して帰りながら、去年の4月にも胃の不調で内視鏡検査を受けたことを思いだしていた。

当時は往復3時間かけて職場に通い、仕事もそこそこ忙しかった。沖縄へ移住したらストレスとは無縁な生活を送り、胃痛で悩むこともなくなるだろうと思っていたのに・・・。

現実は思惑どおりに運ばないものだ。

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夕方、川沿いの散歩道で見かけたイブシ銀のようなクロツグの群生
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フトモモの花。蒲桃と書く。果実は食用になり、バラの香りがするという。
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コダチチョウセンアサガオ(別名エンジェルズトランペット)
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今週のソファ(Ⅲ)。苔に覆われて自然に還る日もちかい?

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2007年4月 6日 (金)

配達された2通のハガキ

出がけにポストを覗くと、ちょっと嬉しいハガキが2通入っていた。

ひとつは国税還付金の振込通知書。昨年の秋から仕事をしていないので、久々の貴重な収入となる。もともと、フリーで働く者にとって確定申告の還付金は時季はずれのボーナスのようなもの。もっとも、その多くは国民年金と住民税の納付で消えてしまうのだが。

もうひとつは、今月下旬に行われる参議院補選の入場券。これまで自宅の住所を口頭で伝えたり記入したりするたびにホンマかいな、と感じていた。仕事もしないで「デジカメ自然散策」に明け暮れる日々を送っているせいか、永住するつもりで引っ越してきたのに旅行者気分が抜けきらないのだ。

選挙のハガキは、自分が沖縄県民になったことを改めて思い知らせてくれた。同時に、「もう旅人ではないんだよ」と告げられているような気もした。

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2007年4月 4日 (水)

安和岳に登る

沖縄本島の本部半島には標高400mを超える山が3つあるが、一番高い八重岳は山頂まで車道が通じて完全に「花見の山」と化している。一方、登山対象の山として双璧をなすのが嘉津宇岳と安和岳だ。なかでも登山口からのアプローチが長く、尾根上から迫力ある展望を楽しめる安和岳は山好きにとって格別の存在。いまの季節なら谷沿いの新緑も見事だろう。そう考えて久しぶりに登ってみることにした。

今回は旭川経由で登山口へ向かう。お目当ては「デジカメ自然散策路」の新規開拓だ。途中で沢沿いの緑が濃厚な道を発見。両側には亜熱帯の樹木がひしめき、一見して「やるじゃん」っていう感じ。

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お宝てんこ盛りの沢沿いの散歩道

日が遮られて暗い道を自転車で行くと、両側が開けた明るい場所にでた。坂もきつくなってきたので自転車を降りる。と、道端を飛んでいた蝶が近くの地面に舞い降りた。

羽を広げた蝶を見て息をのんだ。今まで見たことがないほど美しい。逃げるなよ・・・と念じながらあわててカメラを取りだす。想いが通じたのか、蝶は羽を広げたまま動こうとしない。

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アオタテハモドキ(♂)。これまで見た蝶のなかではダントツの美しさ。

蝶の楽園にさまよいこんだらしい。この蝶を皮切りに、飛来する色とりどりの蝶へレンズを向ける。

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テングチョウ。頭部に天狗の鼻のような突起が見える。
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シロオビアゲハ

蝶もおおかた撮り終えたので、登山口へ歩いて向かうことにした。

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こんな家に私は住みたい...
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途中で目にしたイッペイの花
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目的の山が見えてきた。今日は左の三角山から右の安和岳へ

蝶の撮影で時間を食ったため、登山口に着くとすでに3時ちかい。いつものようにシークヮーサー畑の道を登っていく。途中で三角山のコースサインに従って左に折れる。従来とは逆に三角山から安和岳へ登ることにした。すこし行くと巨大なガジュマル(?)に遭遇。

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パイプオルガンのような壮麗な気根

見晴らしの利かない樹林帯の急登をひたすら進む。三角山の頂上までは「忍」の一字。やがて前方が開けた。稜線に出ると三角山の頂上はすぐ目の前だった。同時に海と山の展望が視界いっぱいに広がり、その劇的な展開に圧倒される。

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三角山山頂。名護市街と名護湾を一望できる。
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三角山から嘉津宇岳を見る。
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安和岳と嘉津宇岳の間にある深い谷。この谷沿いに登山道がある。
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安和岳山腹の新緑

雄大な眺めを堪能し、安和岳へ向かう。稜線の両側は険しい谷になっており、迫力満点。標高からは想像がつかないスリルと高度感を味わえる。

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三角山から安和岳へと続く稜線。
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岩の間に咲く美しい花、セイロンベンケイ。

三角山から40分ほどで安和岳山頂に到着。

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正しくは標高432メートル
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崎本部方面を望む。はるか先にも三角山が...
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正面には八重岳のドームが見える。

安和岳も眺めはいいのだが、今日に限っていえば演出効果の高い三角山のほうがインパクトは大きかった。逆のコースをとれば印象もまた変わってくるのだが。

写真を撮り終えると、山頂をあとにして岩の多い道を下る。嘉津宇岳との分岐を分けて登山口へ。稜線上から俯瞰した谷の底にある登山道をいく。

登山口に着くと5時半をまわっていた。沖縄は日没が遅いのでまだけっこう明るい。ゴールの駐輪地点まで道はまだ続くのだが・・・。

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2007年4月 3日 (火)

潮風を浴びに

海辺の公園が好きだ。もともと公園をぶらつくことが好きなのだが、海浜公園のいいところは波の音を聞き、潮風を浴びながら散歩できること。さらにサンセットビューがあれば言うことなしだ。

名護へ引っ越したら毎日やりたいと思っていたのが21世紀の森公園を散歩することだった。夕方、ビーチ沿いの道を歩くことを日課にし、運動不足の解消と気分転換をはかる。天気が良ければ夕陽を眺めることもできるだろう。そう考えて公園まで歩いていける物件を選んだ。

だが、現実は思惑どおりに運ばない。近ければ近いで有り難みが薄れてしまうのか、家から一歩も出ないまま一日を終えることも少なくない。ゴージャスな公園を前にしてもったいないハナシだ。

そんなわけで、散歩用のデジカメを持って21世紀の森公園へいく。もう暗くなりかけていたが、潮風を浴びて歩きまわり、写真を撮る。

やっぱり海辺の公園が好きだ。

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