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2007年4月12日 (木)

公園に蝶を求めて

沖縄へ引っ越してから写真の対象が大きく変わった。住んでいたのが横浜ということもあり、以前は人工物と人間が多かった。最近はもっぱら自然。気がつくと「デジカメ自然散策」という言葉が自分のなかに定着していた。

自然が濃厚なエリアに足を踏み入れて、感性のセンサーに触れたものにレンズを向ける。咲き乱れる花のこともあれば、飛来する鳥のこともある。亜熱帯の自然は未知の領域なので予測がつかない。そのときの自然条件によって演出された情景のすべてが被写体となる。

その一方で、被写体として蝶を意識することが増えてきた。追求するテーマとしての蝶。出たとこ勝負でその時々の出会いを楽しむ「デジカメ自然散策」に、自分のテーマを追い求めるというアプローチが加わったことになる。

蝶を撮るなら花。図書館で借りた蝶の本を眺めながらそう思った。本の写真ではオオゴマダラが赤い花にとまって吸蜜している。蝶と花による色のコントラストが美しい。

蝶を美しく撮るには綺麗な花が欠かせない。そう考えて、市内の公園を頭に浮かべてみた。色鮮やかな花が植えられていたような気がする。

まずは名護中央公園へ行ってみた。公園西口のKゾーンを皮切りに各ゾーンをまわってみる。花は咲いているのだが、蝶はそれほど多くない。飛んでいる姿を見かけることはあっても、思惑どおりに花にとまってくれない。

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やっと撮ったモンシロチョウ。白い花に白い蝶。コントラストの美はいずこに...

期待した成果が得られないので名護岳創造の森公園へ向かう。目的の「沢コース」に入ると生命の気配に満ちていた。だが、見かけた蝶はイシガケチョウとリュウキュウヒメジャノメくらい。コノハチョウとの遭遇という淡い期待を抱いて来たのだが。

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代わりにトンボの写真を撮る。リュウキュウハグロトンボ(♂)
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リュウキュウハグロトンボのペア

つづいて向かったのはGゾーンにある「命の泉」のプロムナード。が、ここも蝶に関しては収穫なし。蜘蛛の巣に何度も顔を突っ込み、蚊に喰われただけだった。

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代わりにシダの写真を撮る。新緑のシダの海...

山から下りて最後に向かったのは21世紀の森公園。あの公園にも花は咲いていたハズ。だが、すでに夕方になっていたこともあり、蝶の姿は見られなかった。

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代わりに鳥を撮る。ムナグロの群れ
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リュウキュウマツの森。30年後が楽しみだ。

結局、蝶と花の鮮やかなコントラストは絵に描いたモチに終わった。まあ、自然が相手だから仕方ないか。デジカメ自然散策の醍醐味は、やはり予期せぬ出会いを楽しむことにあるのかも・・・。

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