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2007年4月 4日 (水)

安和岳に登る

沖縄本島の本部半島には標高400mを超える山が3つあるが、一番高い八重岳は山頂まで車道が通じて完全に「花見の山」と化している。一方、登山対象の山として双璧をなすのが嘉津宇岳と安和岳だ。なかでも登山口からのアプローチが長く、尾根上から迫力ある展望を楽しめる安和岳は山好きにとって格別の存在。いまの季節なら谷沿いの新緑も見事だろう。そう考えて久しぶりに登ってみることにした。

今回は旭川経由で登山口へ向かう。お目当ては「デジカメ自然散策路」の新規開拓だ。途中で沢沿いの緑が濃厚な道を発見。両側には亜熱帯の樹木がひしめき、一見して「やるじゃん」っていう感じ。

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お宝てんこ盛りの沢沿いの散歩道

日が遮られて暗い道を自転車で行くと、両側が開けた明るい場所にでた。坂もきつくなってきたので自転車を降りる。と、道端を飛んでいた蝶が近くの地面に舞い降りた。

羽を広げた蝶を見て息をのんだ。今まで見たことがないほど美しい。逃げるなよ・・・と念じながらあわててカメラを取りだす。想いが通じたのか、蝶は羽を広げたまま動こうとしない。

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アオタテハモドキ(♂)。これまで見た蝶のなかではダントツの美しさ。

蝶の楽園にさまよいこんだらしい。この蝶を皮切りに、飛来する色とりどりの蝶へレンズを向ける。

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テングチョウ。頭部に天狗の鼻のような突起が見える。
070404_04070404_05リュウキュウアサギマダラ
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シロオビアゲハ

蝶もおおかた撮り終えたので、登山口へ歩いて向かうことにした。

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こんな家に私は住みたい...
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途中で目にしたイッペイの花
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目的の山が見えてきた。今日は左の三角山から右の安和岳へ

蝶の撮影で時間を食ったため、登山口に着くとすでに3時ちかい。いつものようにシークヮーサー畑の道を登っていく。途中で三角山のコースサインに従って左に折れる。従来とは逆に三角山から安和岳へ登ることにした。すこし行くと巨大なガジュマル(?)に遭遇。

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パイプオルガンのような壮麗な気根

見晴らしの利かない樹林帯の急登をひたすら進む。三角山の頂上までは「忍」の一字。やがて前方が開けた。稜線に出ると三角山の頂上はすぐ目の前だった。同時に海と山の展望が視界いっぱいに広がり、その劇的な展開に圧倒される。

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三角山山頂。名護市街と名護湾を一望できる。
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三角山から嘉津宇岳を見る。
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安和岳と嘉津宇岳の間にある深い谷。この谷沿いに登山道がある。
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安和岳山腹の新緑

雄大な眺めを堪能し、安和岳へ向かう。稜線の両側は険しい谷になっており、迫力満点。標高からは想像がつかないスリルと高度感を味わえる。

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三角山から安和岳へと続く稜線。
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岩の間に咲く美しい花、セイロンベンケイ。

三角山から40分ほどで安和岳山頂に到着。

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正しくは標高432メートル
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崎本部方面を望む。はるか先にも三角山が...
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正面には八重岳のドームが見える。

安和岳も眺めはいいのだが、今日に限っていえば演出効果の高い三角山のほうがインパクトは大きかった。逆のコースをとれば印象もまた変わってくるのだが。

写真を撮り終えると、山頂をあとにして岩の多い道を下る。嘉津宇岳との分岐を分けて登山口へ。稜線上から俯瞰した谷の底にある登山道をいく。

登山口に着くと5時半をまわっていた。沖縄は日没が遅いのでまだけっこう明るい。ゴールの駐輪地点まで道はまだ続くのだが・・・。

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