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2007年6月18日 (月)

逃避のカプセル

英語ではどしゃぶりの雨を "cats and dogs" というフレーズで表現するらしい。犬と猫が喧嘩しているような激しい雨音。今日の昼間はまさにそんな感じだった。風に煽られてサッシの窓に雨が叩きつけられる。雷鳴はとどろくし、ちょっとスゴイことになっていた。

夕方になると雨があがったので、クルマで近くをドライブする。仕事でバタバタし、ハンドルを握るのは1週間ぶり。名護湾に沿って本部半島を西へ向かう。海に面した駐車場にクルマを停めて、カーステレオで音楽を聴く。

しばしの休憩後、来た道を引き返す。ちょっと潮風を浴びに行くという目的は達成していた。

名護の市街地の手前で信号待ちをしているときに、もうすこしクルマに乗っていたいと思った。クルマの振動に包まれて走り続けることさえできれば行き先はどこでもよかった。

道を左折して屋我地島へ向かう。古宇利島へは足を延ばさずに島内を一周する。なかなか快適なドライブコースだった。さとうきび畑が広がる斜面を適度なアップダウンとカーブを繰り返しながら進んでいく。

カーブで体がグーッとクルマに預けられる感覚に快感を覚えた。クルマとの一体感が芽生え始めているのかもしれない。

クルマを運転しながら、外の世界から隔絶されているような感覚にとらわれていた。窓を開けているので音や臭いは入ってくる。それでも、どこかカプセルに包まれているような気がするのだ。迅速な場所の移動と並んで、このカプセル効果もクルマの効用といえるのかもしれない。

目の前に抱えている問題からしばし身を引き離したいときは、このカプセルに身を潜めて運転に没頭することもできる。クルマを降りれば、問題はそのままの形で待ち構えているのだが。

070618_01
羽地内海

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