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2007年8月

2007年8月31日 (金)

神々の黄昏

エアコンの効いた部屋でパソコンに向かって仕事をしていると、東京も沖縄もたいして変わらない。仕事に集中すると時間が経つのが早い。気がつくと外は暗くなり始めていたりする。

それでも、東京時代と大きく違う点がある。それは机に向かったまま外の景色を楽しめることだ。以前の職場はビルの中にあり、外の景色はブラインドで遮られていた。

沖縄の新居では「眺め」を最優先して仕事机を配置した。パソコンのモニタから横に視線を移すと、緑の山々をバックにした名護の街並みを眺めることができる。

夏の沖縄は天気がよく変わる。晴れ時々雨なんてザラ。その雨も気まぐれなパラパラ雨から雷鳴とどろく豪雨までバリエーションが豊かだ。スコールの後に陽が差して虹が出ることもある。

そうした変化に富んだ自然のドラマを自室に居ながらにして楽しめる。ときには、思いがけない感動をもたらしてくれることもある。

数日前のこと。外を見ると、いつの間にか日没の時間になっていた。雲の断片が夕陽を浴びて赤く輝いている。これは夕焼けが見事だろう。そう思って玄関へ向かった。

通路に出ると美しい夕焼けに息をのんだ。「神々の黄昏」という言葉が脳裏に浮かんだ。ワーグナーや北欧神話ではない。茫然と眺めずにはおれない、壮麗で神々しい夕焼け。

デジカメを取りにあわてて部屋へ戻る。みるみる色褪せていく夕焼けにレンズを向けながら、散歩に出なかったことを激しく悔やんでいた。

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2007年8月24日 (金)

10万円の椅子

仕事を再開して収入が見込めるようになると、それまで封印していた物欲が堰をきったようにあふれ出てきた。

購入品リストの筆頭に挙がったのが椅子。それまでは、ダイニングセットの余った椅子を仕事部屋で使っていた。が、長時間のパソコン作業には無理がある。日を追うごとに腰痛に悩まされるようになった。

どうせ買うなら上等な椅子がほしい。そう考えてハーマンミラー社のミラチェアという椅子をインターネットで購入することにした。総額で10万円弱。一点豪華主義ここに極まれりといった感じだ。

今週の日曜に椅子が届く。当日、宅急便の配送員から電話があり、荷物がエレベータに乗らないという。箱がデカいとは聞いていたが、まさかそこまでとは・・・。しかたないので外で梱包を解いて本体だけを自室へ運ぶ。

仕事部屋に置いたミラチェアは風格があっていい感じ。座ってみた印象はずば抜けて良いわけではないが、各部分を細かく調節できるので、自分の体にピッタリ合わせることができそうだ。

使いはじめて5日経過。腰痛は明らかに軽減された。保証期間も12年あるので、長く愛用すれば高い買い物ではないかも。

短パン姿で10万円の椅子に乗っかって、この週末も仕事と格闘するハメになりそうだ。

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2007年8月17日 (金)

ケータイ漂流

ざっくり分けて人間には2種類ある。携帯電話を必要とする人間と必要としない人間だ。

携帯はあれば便利だけど無くてもかまわないモノだった。待ち合わせのときでも、相手が持っていればそれほど困ることはない。小さい画面を見ながら親指でピコピコやる動作も好きになれなかった。

それでも、旅行では重宝するのでツーカーのプリペイド携帯を購入した。移住直前の沖縄旅行ではこれが大活躍。賃貸物件をめぐる不動産屋とのやりとりに威力を発揮した。

ところがツーカーがKDDIに吸収合併されたため、プリペイドもauへの変更を強いられることになる。携帯端末は無料で提供されるのでいい。問題は機能だ。auのプリペイド携帯ではEメールが使えない。

だが、仕事を再開するとEメールの機能が必要になってきた。仕事の連絡にはもっぱらメールを使用する。仕事のメールを携帯に転送できれば外出中でも確認できる。

調べてみると、ソフトバンクのプリペイド携帯ではEメールが使えるらしい。端末を新たに購入する必要があるが、外出中にメールをチェックできる利便性は大きい。結局、auからソフトバンクへプリペイド携帯を再度変更することにした。

成果はすぐに現れた。たとえば、日没後に21世紀の森公園へ散歩にいく。メールの着信音が鳴り、液晶画面で送信元と文面を確認する。自宅へ戻ってパソコンで添付ファイルを確認したほうがよさそうだ。

パチンと音を立てて携帯を閉じる。照明で仄白く浮きあがる海辺の遊歩道を歩きながら、東京の雑踏を歩いているような感覚に一瞬とらわれていた。

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21世紀の森公園

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2007年8月13日 (月)

スタッドレス イン オキナワ

愛車のパジェロミニを販売店で最初に見たとき、タイヤがピカピカで溝が深いことに好印象を受けた。それが雪道用のスタッドレスタイヤだと知ったのは購入して1週間以上経ってからのこと。無知とはおそろしいものだ。

亜熱帯の沖縄でスタッドレス? と思うのだが、本土の中古車が履いていたものをそのまま使うケースが多いらしい。

実際、問題はないのだろうか。疑問を抱いたらググるにかぎる。検索結果によると、夏タイヤと比べると安全面で劣るのでお勧めはできないという意見が多かった。

具体的には、グリップが悪くなる(雨の日に滑りやすい、急ブレーキは危険)、ハンドリングがフニャフニャする、燃費が悪くなる、走行音が大きくなる等々。いいことは何もないようだ。保険にカネをかけてもクルマ本体の安全性に問題があるのでは意味がないように思えてきた。

さらに沖縄の特殊な道路事情が追い打ちをかける。沖縄では路面の舗装に珊瑚礁の石灰岩を使用しており、水に濡れると滑りやすくなるという。

スタッドレスのデメリットについては、思い当たるフシがいくつかあった。たとえば、下りのカーブで妙に膨らむ気がしていた。運転が未熟なせいだと思いこんでいたのだが。

ハンドリングも甘かった。一度、スーパーの駐車場で方向転換しようとして曲がりきれずに恥をかいたことがある。もしかしてあれはスタッドレスが原因? 駐車スペースに停めたクルマの向きが斜めになっていることもよくあるが、これもスタッドレス?

いったん芽生えたスタッドレスへの疑念は、責任転嫁という陰の囁きを呑みこんで果てしなく膨らんでいく。

クルマを購入した販売店にタイヤ交換の見積もりを頼んでみた。送られてきたFAXに記載されていた金額は4万円弱。安全をカネで買うのだと思えば高い金額ではない。

だが、仕事が忙しくなって最近はクルマに乗る機会も減ってしまった。結局、このままウヤムヤになりそうな気もする。チョイ乗りでは特に不便を感じることもないし・・・。

そして、視界の悪い雨の日に急ブレーキを踏むときが突然やってくる――なんてことにならないと良いのだが。

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古宇利大橋

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2007年8月 2日 (木)

米にわく虫

3日に1度、4合弱の無洗米を炊く。炊いた米は百均で買ったドンブリ6個に分納して冷凍庫へ。これで朝夕3日分の飯を確保できる。

先日、カップで米を計量しているときに黒い異物が混じっているのに気がついた。黒ずんでいる米粒はたまに見るので最初はそれだと思ったのだが、そいつは動いていた。目を凝らすと体長2~3ミリのコクゾウムシだった。

しかも1匹では終わらなかった。4合弱の計量で計3匹。軽くヤバいっていう感じ。

ネットで検索してみると、沖縄では夏になると米に虫がわくことがあるらしい。米袋の開け口は特大クリップで密閉していたので、米袋の中に最初から入っていた可能性もあるのだが。残りの米は冷蔵庫の野菜室に入れることにした。

その後もカップで米を計量するたびにコクゾウムシが見つかった。以前から虫が混じっていたのに米粒の黒ずみと思いこんでそのまま食べていたのではないかという疑惑までわいてきた(カルシウム特別強化米なんちゃって・・・)。

猛暑、台風、そしてコクゾウムシ。沖縄の夏は試練の時だ。

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