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2008年2月

2008年2月17日 (日)

サギの舞う島

ここ数日、沖縄にも太陽の光が戻ってきた。夏のあいだは肌に痛いほど強烈だった日差しもいまは和らぎ、全身を心地よくつつみこむ。デジカメ片手に外出したくなる陽気だった。

日曜なので古宇利島は観光客が多そうだ。その1つ手前の屋我地島に行くことにした。古宇利島への分岐のすこし手前でクルマを停めて、島の中央部に向かってゆるやかな坂を登っていく。

なだらかな起伏を描く土地にサトウキビやパイナップルの畑が点在している。雄大というほどではないが、視覚的な開放感がある。どこか北海道みたいだと思った。しかし、視界の先にはライトブルーの海が広がり、亜熱帯の島であることを思いださせてくれる。

収穫されたサトウキビの残滓が網目状の容器に積まれて並んでいた。その脇でサギの一群が羽を休めている。人の気配に気づいたのか、サギはいっせいに飛び去ってしまった。

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緑や茶色、クリーム色でパッチワークのように彩られた景色のなかを歩いていく。ドライブで何度も訪れている島だが、クルマで通り過ぎるだけではもったいない。かすかに漂うサトウキビの甘い香りを吸い込みながら改めてそう思った。

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2008年2月14日 (木)

幻の滝ふたたび

朝起きると陽が差している。厚い雲に覆われた日々が続いていたので、ベランダで見上げる青空が目にまぶしい。降りそそぐ日差しの誘惑に負けて、家で仕事をする予定をキャンセルする。こんなテーゲーがきくのが自由業のいいところ。

今月、晴れたら行こうと思っていた場所があった。真喜屋の滝である。去年の2月に川へ落ちてニコンのデジタル一眼レフと高倍率ズームを失った因縁の場所。

トラウマと化したのか、これまで足を向ける気にはなれなかった。その一方で、このまま幻の滝で終わらせたくないという気持ちもくすぶっていた。あれから1年。やっと幻の滝を見に行こうという気になった。

一部工事中の林道を慎重に運転し、滝の入口にある駐車スペースにクルマを停める。新緑にはまだ早いが、日差しを浴びて輝く木々の緑が美しい。川に沿って真喜屋の滝へ向かう。滝までは遊歩道が整備されていて歩きやすい。

ほどなく真喜屋の滝に到着。スケールはそこそこだが、 訪れたものをホッとさせる癒し系の滝だ。

滝の手前で山道に入り、幻と化した第2の滝を目指す。最近は家にこもり気味なので、すこし登っただけで息が切れる。滝の上の河原にでた。気を引き締めて上流へ向かう。

昨年、川に落ちた場所を通過する。ここから先は未知の領域。慎重に足を運びながら、変幻自在な川の流れにレンズを向ける。

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今回は軽くて小さいシグマの18-50mmズームを持参した。ニコンの高倍率ズームを再購入してからお蔵入りになっていたが、写りがシャープでいいレンズだ。

幻の滝へのルートは道なき道。木の幹に巻かれたテープに導かれて川を迂回する。ふたたび川に戻ると前方に滝が見えた。真喜屋の第2の滝だった。

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こぢんまりとしているが清楚な感じが好ましい。滝の上部にコンクリートの送水溝が見えなければ幽玄な世界に没入できたのだが・・・。それでも、苦労して登ってきたこともあって感慨はひとしお。幻の滝は目の前でリアルな飛沫をあげていた。

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2008年2月 4日 (月)

夜桜の城

八重岳、名護城跡と並んで今帰仁城跡も桜の名所として知られている。しかし、昼間行っても天気が悪いとパッとしない。夜になってライトアップされた桜のほうが綺麗だろう。そう考えて夜桜見物に行くことにした。

2月10日まで開催中の「今帰仁グスク桜まつり」。八重岳同様、平日なのに人が多い。入口付近の駐車場には空きがなく、すこし離れた臨時駐車場にクルマを停める。

今帰仁城跡の入口に近づくと、青や緑で美しくライトアップされた城壁が見えてきた。城内では、鮮やかにイルミネーションされた木々に目が奪われる。主役である満開の桜も加わり、石の階段の両側には幻想的な光景が展開されていた。

魅力的な被写体に囲まれて夢見心地で写真をとる。が、シャッター速度が遅いため手ブレなしで撮るのは難しい。同じ対象を何度も撮りなおすことに・・・。

久々にガッツリ写真を撮ったという満足感に包まれる。唯一の心残りは、妖しく輝く桜を見ながら花見酒を飲めなかったこと。家路に向かいながら、デジカメの画像をパソコン画面で見ながら一杯やろうと考えていた。

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2008年2月 1日 (金)

読書の冬

どんよりと曇り、ときおり雨が混じるうっとうしい毎日。これが典型的な冬の沖縄の天気なのだろう。晴れる日が多かった昨年の冬は例外だったのかもしれない。

仕事がひと区切りついたので、午後の早い時間に一眼レフと高倍率ズームを持って海へ向かう。気晴らしには写真を撮るのが一番だ。

21世紀の森公園の浜辺にはこの日も釣り人が集まっていた。キラキラ輝く小アジのような魚を盛んに釣っている。唐揚げにしたら旨そうだ。

建築中の分譲マンションが名護漁港の先に見えた。外観はほぼ完成している。近くへ行って眺めてみようと思った。

漁港に向かって海沿いの道を歩いていく。灰色にうすく塗り込められた海と空。天気が悪いとファインダー越しに見る景色もどこかわびしい。

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漁港の手前でカメラをバックに仕舞い、街中の道を通って帰途につく。結局、マンションの視察は面倒になってやめた。途中で図書館に寄って本とCDを借りる。

天気が冴えないときは、好きなジャズの音楽でも聴きながら家で本を読むのも悪くない。今月も家に閉じこもりがちな日々がつづくハメになりそうだ。

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