« 夜桜の城 | トップページ | サギの舞う島 »

2008年2月14日 (木)

幻の滝ふたたび

朝起きると陽が差している。厚い雲に覆われた日々が続いていたので、ベランダで見上げる青空が目にまぶしい。降りそそぐ日差しの誘惑に負けて、家で仕事をする予定をキャンセルする。こんなテーゲーがきくのが自由業のいいところ。

今月、晴れたら行こうと思っていた場所があった。真喜屋の滝である。去年の2月に川へ落ちてニコンのデジタル一眼レフと高倍率ズームを失った因縁の場所。

トラウマと化したのか、これまで足を向ける気にはなれなかった。その一方で、このまま幻の滝で終わらせたくないという気持ちもくすぶっていた。あれから1年。やっと幻の滝を見に行こうという気になった。

一部工事中の林道を慎重に運転し、滝の入口にある駐車スペースにクルマを停める。新緑にはまだ早いが、日差しを浴びて輝く木々の緑が美しい。川に沿って真喜屋の滝へ向かう。滝までは遊歩道が整備されていて歩きやすい。

ほどなく真喜屋の滝に到着。スケールはそこそこだが、 訪れたものをホッとさせる癒し系の滝だ。

滝の手前で山道に入り、幻と化した第2の滝を目指す。最近は家にこもり気味なので、すこし登っただけで息が切れる。滝の上の河原にでた。気を引き締めて上流へ向かう。

昨年、川に落ちた場所を通過する。ここから先は未知の領域。慎重に足を運びながら、変幻自在な川の流れにレンズを向ける。

S080214n_046_edited

S080214n_056_edited

今回は軽くて小さいシグマの18-50mmズームを持参した。ニコンの高倍率ズームを再購入してからお蔵入りになっていたが、写りがシャープでいいレンズだ。

幻の滝へのルートは道なき道。木の幹に巻かれたテープに導かれて川を迂回する。ふたたび川に戻ると前方に滝が見えた。真喜屋の第2の滝だった。

S080214n_027

こぢんまりとしているが清楚な感じが好ましい。滝の上部にコンクリートの送水溝が見えなければ幽玄な世界に没入できたのだが・・・。それでも、苦労して登ってきたこともあって感慨はひとしお。幻の滝は目の前でリアルな飛沫をあげていた。

|

« 夜桜の城 | トップページ | サギの舞う島 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夜桜の城 | トップページ | サギの舞う島 »