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2008年11月26日 (水)

オキナワ初釣行

横浜に住んでいた頃にハマっていた釣りがある。クロダイ(チヌ)の落とし込み釣りだ。

3メートルに満たない釣り竿にタイコ型リール、釣り針と極小オモリだけのミニマムな仕掛けでクロダイを釣る。餌のカニを付けて堤防の岸壁に沿って仕掛けを投入。クロダイが食うと、ミチイトに微妙な変化が現れる。このアタリを求めて黙々と仕掛けを落とし込んでいく。シンプルでストイックな釣り。

この落とし込みを沖縄で試したいと思っていた。幸いなことに沖縄にはチン(ミナミクロダイ)がいる。クロダイの仲間なので習性は似ているハズ。東京湾の落とし込み釣りが通用するかもしれないと考えた。

落とし込みが出来そうな堤防はすでにチェックしてあった。あとはエサの調達だ。カニは釣具店でも買えるが、チンにはデカすぎる気がしたので途中で捕まえることにした。

で、干潮時の砂浜でカニを探す。カニの住処と思われる穴を掘り起こしてみたけどダメ。時折現れるカニは逃げ足が速くて捕まらない。結局、ゲットしたのは極小サイズのカニ2匹だけ。"われ泣きぬれて蟹とたはむる"という啄木の歌を思いだした。

しかたないので持参したカニとイガイ(カラス貝)のソフトルアーで落とし込みを開始する。このレプリカ、いかにも釣れなさそう。特価品120円の値札が付いているし、買ったのが何年も前でネバネバしているし。

それでも、数年ぶりの落とし込み釣りは楽しかった。オレンジと黒に色分けされたミチイトがゆるゆると海に吸い込まれていく。全神経を集中してミチイトの動きを見つめる。仕掛けが着底すると、一度引き上げて数歩移動してから再投入。その繰り返し。

頭の中がカラッポになっていくのを感じた。そして、これは一種の瞑想なのだと思った。ミチイチの動きを凝視することによって自分が無になっていく。

気がつくと暗くなりかけていた。結局、アタリは一度もなかった。沖縄での初釣行はボーズに終わった。

最大の敗因は生きたカニを調達できなかったこと。が、もうひとつ問題があった。東京湾と違って海がキレイすぎるのだ。堤防から海底がうっすらと見える。正直なハナシ、これは落とし込みをやる雰囲気ではない。

とりあえず、次回はカニの調達を最優先。そして、海水が適度に濁っている釣り場を選ぶ。それさえ満たせば沖縄でも結構イケるような気がするのだが・・・。

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