« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

2009年1月31日 (土)

西銘岳に登る

先日登った伊部岳と並んで、やんばる最奥部に位置する西銘岳(420m)も気になる存在だった。山頂まで道はあるようだが登山口がわからない。ただ、辺野喜ダムが登山の起点になるようだった。

地図を見ると西銘岳の南側に伊江林道が通っている。登山口はこの林道に面している可能性が高い。とりあえず辺野喜ダムまでクルマで行き、林道を歩きながら登山口を見つけることにした。

辺野喜ダムの駐車場にクルマを停める。ダム湖畔では満開の桜が迎えてくれた。

S090131d4e_03
S090131d4_01
辺野喜ダム

登山口があるとアタリをつけた箇所まで林道を3、4キロ歩くことになる。道は舗装されているのでクルマで行くことも可能だが、ハイキングを兼ねて歩いていくことにした。15分ほど歩くと道の右側が開け、やんばるの山並みが見渡せた。

S090131d4_06e

途中で伊江林道と合流し、さらにチヌフク林道との分岐点を過ぎる。このあたりから周囲に大木が多くなり、亜熱帯の森の雰囲気が濃厚になっていく。

S090131d4_23e

そろそろだなという感じ。林道の左側をチェックする。山に分け入る道はいくつかあるが、標識がないので特定できない。木に赤いテープが巻かれている場所が一番それっぽかった。試しに入ってみた。

S090131d4_18e
西銘岳の登山口?

踏み跡はしっかりしており、迷う心配はなさそうだ。赤や黄のテープが木に巻かれている箇所もある。ただ、木が鬱蒼と茂り、見通しはあまりよくない。

ほどなく稜線上を進むようになる。小さいピークに沿ってアップダウンを繰り返す。ピークへは登山道から脇道があり、そこから東海岸が見渡せる。

S090131d4_46
何かを造るのか、山肌が大きく削られていた。

一部歩きにくい箇所もあるが、道は比較的よい。ただ、根こそぎ倒れている木が多く目についた。台風が原因かもしれない。

S090131d4_62e

登山口から30分ほどで西銘岳山頂に到着。東海岸とやんばるの山々の眺めがすばらしい。山頂には三角点があり、無線の中継塔のようなものが建っていた。

S090131d4_54e
S090131d4_55e

下りは写真を撮りながらゆっくり歩く。土曜日で天気も良いのに登山者は誰もいない。やんばる最奥部の山に来ていることを改めて感じた。

S090131d4_63e
S090131d4_69e

登山口から辺野喜ダムまで長い林道歩きが待っている。ダムの駐車場にクルマを置いてきたことをすこし悔やんだ。が、林道を通る車はほとんどない。カラッと晴れて天気も最高。デジカメ散歩も悪くはないと思いなおした。

S090131d4_31e
S090131d4_70e
S090131d4_72

| | コメント (7)

2009年1月28日 (水)

伊部岳に登る

山だらけの沖縄本島やんばるエリア。林道は網の目のように張り巡らされているが、登山の対象となる山は限られる。そのやんばるで気になる存在が伊部岳だった。登山口の近くにオキナワタマジロガシの巨木があることでも知られている。今回、巨木見学を兼ねて登ってみることにした。

県道70号を北上し、安田への分岐を過ぎてすこし行くと左側に牛舎風のJAの建物がある。ここにクルマを停めて山に向かって林道を登っていく。道はコンクリートで補強されているが、しばらく歩くと滑りやすい粘土質の道になる。視界が開け、右前方に伊部岳が見えてきた。

S090128d4_10e

さらに進むと右側に「国有林」の白い標識がある。オキナワウラジロガシの巨木へはこの右の道を下りていく。

S090128d4_13e

沢まで下ると道は上りになる。道は赤土で滑りやすく、えぐられて細くなっている箇所もある。低い尾根に沿って深い森のなかを進む。鳥の声が交錯し、下草が木漏れ日を受けてきらきら輝く。ちょっといい雰囲気だ。

山に分け入るにしたがって大木が目立つようになる。道はよく踏まれており、迷う心配はないのだが、巨木がなかなか姿を現さないので不安になる。さらに進むとそれとわかる風格のある大木が見えてきた。

うーん、デカい。ガジュマルの大木とはまた違う、硬質でどっしりとした存在感。まさに山の主という感じだ。角度を変えて何枚も写真を撮る。

S090128d4_19e

S090128d4_38e
S090128d4_29e

生命力に満ちた巨木に会えて満足し、もう帰ってもいいくらいの気持ちだった。しかし、このあとは伊部岳登頂がひかえている。国有林の標識まで戻り、数十メートル進むと右に入る道がある。ここが伊部岳の登山口らしい。

S090128d4_49
この鉄柱が登山口のサイン

伊部岳への登山ルートも粘土質の道。浸食されて歩きにくい箇所もある。傾斜もけっこうきつい。急な登りが山腹を巻く道になり、ひと息ついていると鳥獣保護区の赤い標識が立っていた。

ここで道が二手に分かれている。右の道をいく。すこし登ると前方が明るく開けていた。伊部岳の山頂だった。山頂では木が一部伐採され、東海岸が見える。

S090128d4_55e
伊部岳山頂からリーフの海を眺める。

昼食後、下山する。時間がまだ早いので、鳥獣保護区の標識から左に下りていく道を歩いてみることにした。

周囲にはシダが群生し、木が梢高く伸びて原生林のように見える。道に沿って石垣が造られていた。大宜味村で見かけた、イノシシから畑を守る猪垣かもしれない。そうだとしたら、昔はこのあたりも畑だったのか。

S090128d4_64
沿道の苔むした石垣

さらに周りをよく見ると、植林と思われるスギの木が混じっているのに気がついた。ワイルドな亜熱帯の森に呑み込まれつつあるが、数十年前、この一帯はもっと開けた場所だったのかもしれない。

S090128d4_61e
やんばるの森に植えられたスギ

踏み跡はさらに続いている。キリがないので適当なところで引き返すことにした。分岐の標識を過ぎて、イヤ~な赤土の下りにさしかかる。傾斜が急な箇所では滑らないように腰をかがめて慎重に進む。安全対策に軍手は欠かせない。

登山口に着くと、このまま帰るのは惜しい気がした。未舗装の林道をさらに先へ進む。

これが正解だった。左側は鬱蒼とした谷、右側の斜面はシダで覆われている。自然散策にぴったりの雰囲気。森林浴スポットとして知られる与那覇岳の登山道を彷彿させる。ただ、路上に草が茂るこちらのほうが野趣豊か。

S090128d4_70e
S090128d4_73e
S090128d4_78e
S090128d4_77e

30分ほど歩くと、道が二股になっている箇所にでた。「育成複層林整備」と書かれた白い標識が立っている。やんばるの森は十分に堪能したのでこの地点で引き返す。

夕方になってまた陽が差してきた。写真を撮りながらノンビリ歩いていく。

S090128d4_68e
S090128d4_79e
S090128d4_08e
S090128d4_93e

オキナワウラジロガシの巨木、伊部岳山頂からの東海岸の眺め、苔むした石垣の山道、そして林道での自然散策。盛り沢山の一日だった。名護からでもそこそこ距離はあるが、時間をかけて来た甲斐があったと十分に思わせてくれる自然豊かな山域だった。

| | コメント (2)

2009年1月27日 (火)

エギング・デビュー

落とし込み釣りで小ぶりのチンをなんとかゲットしたものの、そのあとが続かない。場所を変えて何度か試してみたがアタリすらなかった。

クロダイの落とし込み釣りは、東京湾や大阪湾などを主なフィールドとするいわば都会の釣り。沖縄本島で条件的に近いのは那覇や糸満の港湾エリアだろう。しかし、名護から行くには遠い。

せっかく自然が豊かな北部に住んでいるのに、人口が密集している南部へ釣りに行くのもなんだかなぁという気がする。そこで落とし込みはひとまず断念し、今住んでいる地域に合った釣りを模索することにした。

そこで浮上したのがエギングだった。ルアーの一種のエギを使ってイカを釣る。アオリイカは引きも強く、食味もトップクラス。釣ってよし、食ってよしなので沖縄でもエギングは人気がある。沖縄のイカはデカイというし・・・。

北部で落とし込み釣りができる場所は限られるが、エギングなら場所の選定に困らない。近くの海辺の公園の堤防にもイカの墨が付いていることがよくあった。これなら散歩気分で楽しめそうだ。

ネットで集めた情報を参考にして、リールやロッドなどエギング道具一式を購入した。道具が揃えばあとは実践あるのみ。夜のほうが釣れるらしいけど、夜釣りは苦手なので午後の早い時間に行く。

名護湾の対岸の山々を眺めながら広い護岸を釣り歩く。竿のしゃくり方などの基本動作は本で覚えた。でも、初めてなので要領がイマイチつかめない。根掛かりでエギも1個失った。

夕方まで粘ってみたものの収獲はナシ。ビギナーズラックをひそかに期待していたのだが、まあ現実はこんなものだろう。

落とし込みと比べると釣り場の選択肢が広がり、自然が豊かな場所で釣りを楽しめるのが嬉しい。あとは最初の一匹を早くゲットすること。それまでは、こんなオモチャみたいなもの(エギ)で本当に釣れるのかぁ?という疑惑と闘いつつ黙々と竿をしゃくることになりそうだ。

S081012nc_001e

| | コメント (0)

2009年1月22日 (木)

久志散策

名護市の東海岸の久志集落に琉球王国時代に建てられた古い観音堂があるという。観音堂の脇にはキジムナー(木の精霊)が棲んでいそうなガジュマルの巨木もあるとか。映画「ホテル・ハイビスカス」のロケにも使われたこの観音堂をドライブがてら訪ねてみた。

観音堂は久志集落の東のはずれにあった。建物はこぢんまりとしているが、古く歴史を感じさせる佇まい。傍らのガジュマルと一体になって強い存在感を放っている。

S090122d4_01e
S090122d4_04
S090122d4_06e
S090122d4_07e

ちかくには収穫を終えたサトウキビ畑があり、ハイビスカスも咲いている。のどかな雰囲気のなかを久志の中心部に向かって歩いていると、右側に史跡らしき建物が見えた。ノロ(村落の祭祀をつかさどる神女)の屋敷跡らしい。その奥には久志の若按司の史跡もあった。

S090122d4_20e
祝女(ノロ)殿内
S090122d4_23e
石碑には「久志之若按司御位牌安置所」と刻まれている。

路上の落ち葉に午後の柔らかい日差しが注いでいる。道端では村のオバーたちがユンタクに花を咲かせていた。ゆったりとした時間の流れ。同じ名護市でも西海岸と東海岸では雰囲気が全然ちがう。まどろむような集落の路地を歩きながらそう思った。

| | コメント (0)

2009年1月20日 (火)

国頭方西海道から石川高原展望台へ

恩納村にある国頭方西海道(くにがみほうせいかいどう)は、いつか訪ねてみたいと思っていた。琉球王朝時代(1429~1879)に造られた主要街道で、散策できるように整備されている。ただ、史跡がある箇所は散在しており、各エリアをまわるには一般道を歩く必要がある。

インターネットで写真を見ると、山田谷川の石矼(いしばし)の周辺が「歴史の道」の雰囲気を濃厚に醸している。このエリアを中心に歩いてみることにした。

ルネッサンスリゾートオキナワから国道58号を那覇方面へすこし歩くと、左側に「山田谷川の石矼」を示す標識がある。小道を進むにつれて国道の音は遠ざかり、クワズイモが群生する沖縄の里山風景が広がっていく。

S090119d4_13e

ほどなく石矼に到着。周囲の鬱蒼とした木々と調和し、歴史を感じさせる史跡だ。

S090119d4_15
S090119d4_19e
横から見た石橋の部分

石段を上がると民家がある。標識に従って左に曲がり、「久良波大主の墓」へ向かう。すこし行くと右下が洞窟になっていた。周囲にはクロツグやソテツ、シダなどの植物が密生し、亜熱帯の森モード全開という感じ。予期せぬ景観の出現にノリノリでシャッターを切る(ニコンD40+標準ズームで撮影)。

S090119d4_28
S090119d4_38e
S090119d4_68e
S090119d4_32e
久良波大主の墓。浸食された石灰岩が独特のオーラを醸している。

久良波大主の墓の見学後、「歴史の道」へ戻らずに山のほうへ向かってしばらく歩いてみることにした。

S090119d4_44

道は細くえぐられて歩きにくい箇所もあるが、よく踏まれており、道に迷う心配はない。しだいに高度を上げて尾根上の快適な道になる。

S090119d4_48e

右前方の山にはレーダー基地のような施設がみえる。米軍の飛行ルートにあたっているのか、ときおり米軍機が頭上を飛んでいく。すこし不安になるが、行けるところまで行ってみようと思った。

ずっと登りだった道がいったん下りになる。さらに登るとそこが山頂だった。立派な展望台があり、周囲にはベンチが置かれている。眼下にはゴルフコースが広がり、金武湾が見えた。反対側には車道へ下りる長い階段状の道がある。

S090119d4_56e
S090119d4_51e
真下がゴルフコースというのがちょっと・・・

肝心な山の名前がわからない(帰宅してネットで調べた結果、石川高原展望台であることが判明)。ともあれ、最後に雄大な眺めをプレゼントされて大満足。行きの不安は一掃され、写真を撮りながら満ち足りた想いで下山する。

S090119d4_63e
S090119d4_65e_2
S090119d4_74e

民家のところまで戻り、国頭方西海道の散策を再開した。

S090119d4_76e

産井、護佐丸父祖の墓などの史跡を見学。さらに寺川矼跡、フェーレー岩、真栄田の一里塚まで足を延ばしたが、石川高原展望台への往復で気力と体力を使い果たしたのか、あまり印象に残らなかった。

国頭方西海道の山田谷川の石矼を経て石川高原展望台へ至るルートは、歴史散策とハイキングを同時に楽しめるオススメのコース。小春日和の休日の午後、ふらっと出かけるには最適な場所だと思った。

S090119d4_09e

| | コメント (2)

2009年1月13日 (火)

スロトレ始動

沖縄に来てから筋トレの必要性を痛感するようになった。発端は夏のシャワーだった。

沖縄の夏は蒸し暑い。ラーメンを食べただけで汗をかく。掃除をしても汗をかく。散歩から帰るともう汗ぐっしょり。気がつくと1日3~4回はシャワーを浴びるようになっていた。

そのたびに服を脱いだ自分の姿が洗面所の鏡に映しだされる。1日1回なら見ないふりもできただろう。何度も繰り返されると直視せざるをえない。

メタボ腹というわけではない。体重も学生の頃とほとんど変わらない。一貫してやせ型だった。変わったのはその構成要素。筋肉が減って脂肪が増えたのだ。

正直なところ、中年になっていまさら筋トレもないだろうという気持ちもあった。しかし、衰えた肉体を意識することから老いは始まる。白髪や老眼は仕方ないにしても、弛緩した肉体は自分の意志で変えられるかもしれない。肉体が若返れば精神も若返ると信じたかった。

一念発起してホームセンターでダンベル・セットを購入した。と、その直後に五十肩を発症。ダンベル・セットは梱包を解かないまま押入に放置された。

1年経って五十肩もほぼ治り、筋トレが意識にのぼり始めたころ、テレビでスロトレ(スロートレーニング)の番組を見る。ゆっくりとした動作でトレーニングを行うことで、軽い負荷でも効果的に筋肉を付けることができるという。これは中年のための筋トレだと思った。

筋肉がつくと基礎代謝が上がり、脂肪が燃えて太りにくい体になるという。また成長ホルモンの分泌が盛んになり、若返りを促すとか。さらに脳を活性化する効果もあるらしい。なーんだ、いいことずくめじゃん。

スロトレの本を購入し、新年の幕開けとともに「基本コース」を開始した。1日10分、週2~3回のトレーニングで効果が見込めるという。実際にやってみると結構きつい。スクワットでは腿の筋肉がパンパンになり、乳酸が充満している感じ。

鏡に映るくたびれた自分のカラダを何とかしたいという想いから始まった筋トレ計画。当初の思惑からさらに発展した形で一歩を踏み出すことになった。最初の1カ月が勝負の分かれ目。毎日の生活にしっかり根付いてくれるといいのだが。

Sdscn2219e

| | コメント (0)

2009年1月11日 (日)

南展望台から名護岳へ

名護中央公園の南展望台から名護岳に登る登山道が整備されたと聞いたので、さっそく登ってみた。

昨日は北風が吹き荒れて寒かった。宮古島では低水温で仮死状態になった魚が浜に打ち上げられたという。今日は風も止み、ときおり日差しがさすまずまずの登山日和。

名護青年の家の南側に位置する南展望台にクルマを停める。展望台からは名護市街と名護湾の眺めがすばらしい。付近には芝生広場や東屋、トイレなどがあり、公園として整備されている。

名護中央公園内の各ゾーン(南展望台はJゾーン)を結ぶ遊歩道をすこし行くと、山道が分岐している。ここが名護岳へ向かう登山道の入口らしい。初めて歩く道なのでちょっとワクワクする。

S090111d4_01e
水道の蛇口が分岐の目印

道はゆるやかな尾根に沿って伸びている。歩きやすくて快適な道だ。もともと山仕事などで歩かれていた道を登山道として整備したようだ。

S090111d4_02e
S090111d4_73e

左側は小さな谷になっており、群生するシダや風格のある大木も見られる。ハゼノキの仲間だろうか、葉が赤く紅葉した木もある。気がつくと写真をバシバシ撮っていた。

S090111d4_66e
S090111d4_08e_2
S090111d4_77e

今日のデジカメはニコンD40と標準ズームの組み合わせ。コンデジと比べると少々かさばるが、写真を撮る楽しさが全然ちがう。

自然観察+写真撮影を楽しみながらノンビリ歩いていると、青年の家を起点とする登山道に合流した。遊歩道の分岐点から30分ほどの道のりだった。

S090111d4_23e
「青年の家」コースと「南展望台」コースの分岐点

ここから先は過去に何度か登ったルート。木の階段が長くつづき、だんだん息が荒くなっていく。それでも、沿道を彩る植物が目を楽しませてくれた。

S090111d4_27e
S090111d4_31e
S090111d4_44e
S090111d4_49e
S090111d4_26e

2つある名護岳のピークのうち、手前のピークに到着。ここから一度下って登り返すと標高345mの名護岳山頂に着く。所要時間は南展望台から1時間弱だった。

山頂からは名護市街をはじめ、羽地内海、古宇利島、伊平屋島、東海岸の大浦湾など、雄大な眺めが広がっている。周囲の木が伐採されたのか、以前来たときよりも展望がひらけたような印象を受けた。

S090111d4_35e_2
山頂からは名護市街が見下ろせる。

帰りも同じルートで下山する。今回はじめて登った南展望台コースは傾斜がゆるくて歩きやすい。雰囲気もいいのでオススメだ。ホームグラウンドの名護岳に新たな楽しみの選択肢が加わった。すてきな登山コースを整備していただいた方々に感謝、感謝!

S090111d4_58e

| | コメント (0)

2009年1月 4日 (日)

安和岳から嘉津宇岳へ

年が明けてスカッと晴れたら本部連山を縦走しようと思っていた。そこは冬の沖縄、なかなか晴れてくれない。予報では天気は今週いっぱいぐずつき気味。正月気分が抜けないうちにと4日の日曜日に新春登山を決行することにした。

今回は三角山→安和岳→嘉津宇岳の縦走コース。三角山と安和岳の山頂では名護湾の眺めを、嘉津宇岳の山頂では羽地内海と辺戸岬方面の眺めを満喫できる。登山道も変化に富んでおり、亜熱帯の自然を楽しめるゴージャスなトレッキングコースだ。

勝山公民館の前にクルマを停めて歩きだす。曇りだが風が弱くて穏やかな日和。シークヮーサー畑から登山道に入ってしばらく進むと三角山への分岐点に着く。左に折れると急登が始まった。

見事なガジュマルが出現。そのあとは急な登りがこれでもかと続く。ウンザリしかけた頃、稜線に出て視界がいっきに開ける。名護湾が目の前にドーンと広がるさまは鳥肌モノ。すこし行くと三角山の山頂だった。

Sdscn2042e

三角山からは岩の多い稜線をいく。両側は深い谷。谷を越えた右側には嘉津宇岳がそびえ、左側には名護湾が広がる。急登でほてった体に吹き寄せる風が心地よい。

道はなだらかな森の中を進む。稜線上なので大木はないが、落ち葉の道でちょっといい感じ。鳥の声と梢をわたる風の音しか聞こえない。

Sdscn2056e

11時30分、安和岳山頂に到着。公民館からの所要時間は1時間15分、三角山から30分だった。正面の嘉津宇岳山頂には人の姿が見える。こちらは誰もいない。山頂を独り占めできてちょっとトクをした気分。

安和岳からの下山ルートも結構きつい。先の尖った岩が多く、足の運びに神経を使う。気を抜くとケガをしかねない。自然と対峙したときのそうした緊張感が好きだ。それが山に登る理由のひとつかも・・・。

安和岳山頂から30分ほどで嘉津宇岳との分岐点に下りる。一昨年の山行では右に進路をとって下山したが、今回は嘉津宇岳をめざす。この先の涸れ沢の道がまたいい。大木もあり、どこか幽玄な雰囲気。

Sdscn2077e
Sdscn2079e

先々週に歩いた道なので勝手がわかってスイスイ進む。コース前半の三角山、安和岳と比べると登りもラク。稜線が近づき、山頂にいる人の話し声が聞こえてくる。

12時40分、嘉津宇岳山頂に到着。曇ってはいるが思いのほか遠望がきく。北は与論島、南は慶良間諸島までくっきりと見える。

安和岳とは異なり、嘉津宇岳は東肩の登山口までクルマで登れるために人が多い。下りる途中で家族連れとたびたびすれ違う。登山口からは車道をのんびり歩き、1時半過ぎに勝山公民館へ。

休憩を含めても歩行時間は3時間半に満たなかった。それでも安和岳と嘉津宇岳という本部連山の名峰を踏破できて満足のいく1日だった。

本当は嘉津宇岳から古巣岳経由で下山したかったのだが、分岐点がわからずに断念。スカッと晴れたら今度は古巣岳→嘉津宇岳→安和岳→三角山の逆ルートでこの山群に迫ってみたい。

| | コメント (6)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »