« 週一外飲 | トップページ | 南展望台から名護岳へ »

2009年1月 4日 (日)

安和岳から嘉津宇岳へ

年が明けてスカッと晴れたら本部連山を縦走しようと思っていた。そこは冬の沖縄、なかなか晴れてくれない。予報では天気は今週いっぱいぐずつき気味。正月気分が抜けないうちにと4日の日曜日に新春登山を決行することにした。

今回は三角山→安和岳→嘉津宇岳の縦走コース。三角山と安和岳の山頂では名護湾の眺めを、嘉津宇岳の山頂では羽地内海と辺戸岬方面の眺めを満喫できる。登山道も変化に富んでおり、亜熱帯の自然を楽しめるゴージャスなトレッキングコースだ。

勝山公民館の前にクルマを停めて歩きだす。曇りだが風が弱くて穏やかな日和。シークヮーサー畑から登山道に入ってしばらく進むと三角山への分岐点に着く。左に折れると急登が始まった。

見事なガジュマルが出現。そのあとは急な登りがこれでもかと続く。ウンザリしかけた頃、稜線に出て視界がいっきに開ける。名護湾が目の前にドーンと広がるさまは鳥肌モノ。すこし行くと三角山の山頂だった。

Sdscn2042e

三角山からは岩の多い稜線をいく。両側は深い谷。谷を越えた右側には嘉津宇岳がそびえ、左側には名護湾が広がる。急登でほてった体に吹き寄せる風が心地よい。

道はなだらかな森の中を進む。稜線上なので大木はないが、落ち葉の道でちょっといい感じ。鳥の声と梢をわたる風の音しか聞こえない。

Sdscn2056e

11時30分、安和岳山頂に到着。公民館からの所要時間は1時間15分、三角山から30分だった。正面の嘉津宇岳山頂には人の姿が見える。こちらは誰もいない。山頂を独り占めできてちょっとトクをした気分。

安和岳からの下山ルートも結構きつい。先の尖った岩が多く、足の運びに神経を使う。気を抜くとケガをしかねない。自然と対峙したときのそうした緊張感が好きだ。それが山に登る理由のひとつかも・・・。

安和岳山頂から30分ほどで嘉津宇岳との分岐点に下りる。一昨年の山行では右に進路をとって下山したが、今回は嘉津宇岳をめざす。この先の涸れ沢の道がまたいい。大木もあり、どこか幽玄な雰囲気。

Sdscn2077e
Sdscn2079e

先々週に歩いた道なので勝手がわかってスイスイ進む。コース前半の三角山、安和岳と比べると登りもラク。稜線が近づき、山頂にいる人の話し声が聞こえてくる。

12時40分、嘉津宇岳山頂に到着。曇ってはいるが思いのほか遠望がきく。北は与論島、南は慶良間諸島までくっきりと見える。

安和岳とは異なり、嘉津宇岳は東肩の登山口までクルマで登れるために人が多い。下りる途中で家族連れとたびたびすれ違う。登山口からは車道をのんびり歩き、1時半過ぎに勝山公民館へ。

休憩を含めても歩行時間は3時間半に満たなかった。それでも安和岳と嘉津宇岳という本部連山の名峰を踏破できて満足のいく1日だった。

本当は嘉津宇岳から古巣岳経由で下山したかったのだが、分岐点がわからずに断念。スカッと晴れたら今度は古巣岳→嘉津宇岳→安和岳→三角山の逆ルートでこの山群に迫ってみたい。

|

« 週一外飲 | トップページ | 南展望台から名護岳へ »

コメント

はじめまして、まったり名護暮らし、とても楽しく読ませてもらっています。沖縄で生まれ育ちましたが灯台下暗しで沖縄の事が何も分らないことを再認識しました。
友人と”まったり名護暮らし”を読んで登山口を探しながら毎月山登りを楽しんでいます。
お陰様で沖縄の良さをしみじみと感じています。
何時かは本土の山にもチャレンジしてみようと思いますが暇と・・・がありません。でも今は十分です。
あなたのブログを見ながらほとんどすべての山をトラックバックしています。いつかはカヤックもと夢を膨らませながら。
どこかで会う機会があるかもしれませんね。
がんばってまた楽しい記録を記載してください。

投稿: | 2009年1月 7日 (水) 21時18分

はじめまして。コメントありがとうございます。拙ブログがすこしでもお役に立てたのであれば幸いです。
沖縄の山はスケールや標高では本土の山に適いませんが、亜熱帯の豊かな植生など、本土にはない独自の魅力に溢れていると思います。沖縄の冬は山歩きに適した季節なので、暇を見つけて山に登りたいと思っています。
近いうちに、どこかの山道でバッタリお会いするかも知れませんね。山の情報など、気が向いたらまた気軽にコメントしてください。

投稿: tokajar | 2009年1月 8日 (木) 11時59分

はじめまして。横浜在住のTen-Tenと申します。
13日から3日間の沖縄旅行(会社の新年会ですが
)に出かけます。
ぜひ「沖縄の山」と思い検索途中に見つけ、立
ち寄らせていただきました。
目標は「安和岳」「八重岳」「嘉津宇岳」(地図
表記)の三座なのですが・・・何せ全く資料が
なく駐車スペースは?登山道は?登山道がなけ
れば藪漕ぎか?植生は?等、未知の世界です(笑)

そんな中、非常にお役立ち情報を(勝手に)いた
だきました。ありがとうございます。

また是非覗かせていただきます。

投稿: Ten-Ten | 2009年1月12日 (月) 01時25分

はじめまして。コメントありがとうございます。情報がすこしでもTen-Tenさんのお役に立ったのであれば幸いです。
なお、すでにご存じかもしれませんが、沖縄での登山については山と渓谷社の「沖縄県の山」が参考になると思います(沖縄の書店でも入手可能です)。
沖縄のいまの季節は山登りに適したシーズン。桜も咲き始めています。道中お気を付けて、冬でも青々とした沖縄の山を楽しんできてください^^

投稿: tokajar | 2009年1月12日 (月) 10時29分

こんばんは。横浜のTen-Tenです。2泊3日とは名ばか
りな沖縄旅行より無事帰宅しております。
勝山公民館付近は何かやっていたのか駐車できず、登
山口標識のあるシークヮーサー畑前に停めさせていた
だき、三角山→安和岳→八重山→嘉津宇岳と思ったのです
が、某嫁の一声(観光したい!)で断念、結局古巣→嘉
津宇で終了でした。桜も駐車場で見れました!
感想・・・低木が多く藪漕ぎもままならない!?
大岩と見せかけて浮き岩!?よく動きました(笑)
岩がよく滑る!こんなの初めてでした。
でも沖縄の「山」十二分に楽しんできました。このペ
ージのおかげです。本当にありがとうございました。
今週からまた丹沢のマイナールートでウロウロです。
神奈川県内に戻る事があればぜひご一緒に(笑)

投稿: Ten-Ten | 2009年1月20日 (火) 23時31分

Ten-Tenさん、こんばんは。
古巣岳/嘉津宇岳登山、お疲れさまでした。たしかに本部半島の山はゴツゴツした岩が多くて標高のわりに神経を使いますね。ともあれ、沖縄の山を十二分に楽しまれたそうで何よりでした。今後も沖縄での山行記を載せていく予定なので、よかったらまた遊びにきてください。
丹沢のマイナールート、いいですねぇ。私も神奈川に住んでいた頃は丹沢によく行きました。人がすくなくブナが多い西丹沢の山域が好きでした。いつか機会があればご一緒させてください^^

投稿: tokajar | 2009年1月21日 (水) 19時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 週一外飲 | トップページ | 南展望台から名護岳へ »