« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月28日 (木)

2009年、海へ

今年の1月に注文したフィッシング用のカヤックがやっと届いた。3月納入の予定がカヤック・メーカーの都合で大幅に遅れていた。ともあれ、アメリカから無事に海を渡ってきてくれた。とても嬉しい。

保管場所であるクルマのルーフに付けるキャリアの準備が間に合わなかったので、配達の人の手を借りてアパートの最上階まで運ぶ。小型軽量(21kg)が売り物のカヤックだが、2人がかりでも階段を登るのは大変だった。後日、これを1人で下ろすことになるのだが・・・。

部屋に入れたカヤックをしげしげと眺める。うーん、カッコイイ。以前購入したインフレータブル・カヤックとは段違い。価格も5倍なので当然なんだけど。届いたばかりなのに早くも愛着が湧いてきた。俺のフネだぜ。

実際に海に浮かべてみたわけではないが、最軽量クラスの機種を選んだのは正解だと思った。クルマの屋根への上げ下ろしを1人ですることを考えれば、この重量でも自分にとっては限界にちかい。海で漕ぐには大きいほうが有利だけど、サイズとともに重量もアップし、非力な者には陸上での扱いが困難になる。

1日も早く海へ漕ぎ出したい。が、クルマのルーフに載せる準備が整うまで待つしかない。2カ月も到着が遅れたのにこのていたらく。それでも、念願の海人(ウミンチュ)デビューは目前に迫っている。

S090528d4_07e

| | コメント (2)

2009年5月23日 (土)

はるか喧噪を離れて

土・日や祭日は家に居てもどこか落ち着かない。アパートが騒々しいのだ。子供が走りまわる音が床や壁を通してビンビン響いてきたりする。父親が家に居るために子供も舞い上がっているのだろう。週末を迎えるたびに、ファミリー向けアパートの住民として規格外である自分をイヤでも意識することになる。

読みかけの本を持って図書館へ行くことにした。平日と比べると人が多く、そこそこ賑やかだった。読書に集中すれば気にならなくなるとは思うのだが。

本の活字を目で追いながら、名桜大学の図書館へ行くことを考えていた。一般市民でも利用できるらしい。以前、ウォーキング大会でキャンパス内を歩いたことがある。クルマなら10分程度で着くだろう。

キャンパス内の駐車場にクルマを停めて、案内板で図書館の場所を確認する。ブーゲンビリアが脇を彩る長い通路を登りきると、眼下に名護湾が広がっていた。右に曲がると図書館だった。

館内は思ったよりも広く、本棚が整然と並んでいる。入口付近には雑誌や新聞を閲覧できるコーナーがあり、その奥には読書用のテーブルが窓に沿って置かれていた。

静かでいいなぁ、というのが第一印象だった。シーンとした空気が館内に漂っている。土曜日で学生が少ないせいもあるのかもしれない。

本棚をめぐり歩き、気が向くままに本を手にとる。キレイな本が多い。専門書については市立図書館よりも充実している感じ。先日、那覇のジュンク堂で買ったIT関連の本もある。なんだか損をしたような気分だった。

この図書館、平日は夜の10時まで開いているらしい(土曜は12~18、日・祭日は休館)。利用者登録をすれば学外者でも館外貸出が可能。市立図書館が閉まる月曜や平日の夜に利用できるのは嬉しい。夕食後の読書や勉強にも活用できそうだ。なにより、あの静けさがすばらしい。

S090523nc_12e

| | コメント (0)

2009年5月22日 (金)

セミリタイアライフ再考

沖縄に来てそろそろ2年半になる。気候の違いにも慣れた。食べ物も問題なし。飲み屋通いで顔なじみもできた。体調もまあまあ。これといって問題があるわけではない。仕事のことを除けば・・・。

沖縄へ移住したら、金よりも時間を大切にした生活を送るつもりだった。夕陽がきれいな海辺の公園、居心地のよい図書館、緑が目にしみる登山道。金をかけなくても贅沢な時間を過ごせる場所はいくらでもある。そうした場所をめぐりながら、本を読んだり写真を撮ったり、あるいは単に歩いたりするだけで満ち足りた毎日が送れると考えていた。

仕事は生活に必要な糧を得るための手段。ライスワークにすぎない。仕事に費やす時間はできるだけ少なくし、残りの時間をもっとクリエイティブな活動(ライフワーク)に振り向けたい。漠然とそんなふうに思っていた。

しかし、稼動日数が少ないと仕事の処理能力もじわじわと低下していく。それが、必要な生活費さえ稼げればいいと仕事の時間を大幅に減らして得た実感だった。

昨年、50歳の大台を迎えたこともセミリタイア生活の再考を促した。50代といえば職業人生における最終的な仕上げの段階。フリーランスとしての自分の職業もこれを機に見つめなおすことになった。

たとえば将来の展望。貯金も年金もけっして十分とはいえない。還暦を過ぎても仕事は続けざるをえないだろう。沖縄でセミリタイア生活を送るといっても、日々の時間の主要な部分を仕事が占めるという現実は動かしようがない。

そうであるなら、せめてプロとしての矜恃がもてる仕事をしたい。仕事を長く続けようと思えば日々のブラッシュアップも欠かせない。結局、倦まず弛まずじっくり向き合っていくしかない。フリーランスの仕事とはそういうものなのだろう。

S090520nc_08eee

| | コメント (0)

2009年5月15日 (金)

美ら海水族館(リベンジ編)

首里城と並んで沖縄の代表的な観光スポットである美ら海水族館。ジンベエザメやマンタが泳ぐ超弩級(世界最大級)の「黒潮の海」をはじめ、沖縄の海の魅力が濃縮された水槽を見てまわるのは楽しい。

しかし、年間パスポートを購入しても行ったのは2回だけだった。圧倒的なボリュームでお腹いっぱいになり、一度行くと当分いいやという気持ちになるのかもしれない。トンカツやステーキは旨いけど半年に一回食べれば十分みたいな・・・。

その一方で、高感度に強いNikon D40で写真を撮りに行きたいと思っていた。前回の撮影では動きの速い魚が被写体ブレでほぼ全滅だった。ISO1600まで実用になるD40ならシャッタースピードの点で有利だろう。

そんな折、来沖した友人を美ら海水族館へ案内することに。背中のデイパックにはD40+標準ズーム。果たしてリベンジなるか。

1年半ぶりに訪れた美ら海水族館。ゴールデンウィーク明けのせいか、金曜なのに比較的空いている。写真を撮るには好条件だった。

S090515d4_25e
S090515d4_40eee
S090515d4_50e
S090515d4_54e
S090515d4_58e
S090515d4_61e
S090515d4_81e
Sdsc_0040ee_2

うーん、やっぱり水族館は楽しい。デジカメの感度アップのせいで被写体ブレは明らかに減った。これを機にサカナの写真にハマるのも面白いかも。また年間パスポートを買って毎週通っちゃおうか。

「黒潮の海」の大水槽を行きかうサカナたちを眺めながらそんなことを考えていた。「深層の海」の見学を終えて出口へ向かう頃には満足感に包まれていた。ボリューム満点のトンカツを食べたあとのような、微かな胃もたれを伴う満足感だった。

S090515d4_70e

| | コメント (3)

2009年5月 7日 (木)

図書館の悦楽

ゴールデンウィークが明けたらやるべきことが2つあった。ひとつはクルマを車検に出すこと。もうひとつは図書館に本を返すこと。

嬉し恥ずかし初車検。嬉しいわけないか。カネもかかるし・・・。クルマを業者に預けて58号の歩道を歩いていると開放感がこみあげてきた。便利さゆえに一度持つと二度と手放せなくなるクルマ。たった2日間とはいえそのクルマ依存から自由になれることが嬉しいらしい。

まだ9時過ぎだった。午前中に外を歩くのは久しぶり。ふだん散歩にでる夕方とは空気の鮮度が違うような気がする。よく晴れて日差しもそこそこ強い。北から冷涼な風が吹いていた。帽子を被れば歩くことは苦にならなかった。

マンションの最上階に設置された「貸」の看板に誘われて物件を見にいく。川のよどみに群れる得体の知れない淡水魚を橋の上から眺める。JAの直売所でカラフルな野菜と果物を物色する。図書館が開く10時までそんなことをやっていた。

午前中の図書館は静かだった。いつもは夕方に利用することが多かった。閉館までの限られた時間に借りた本を返し、借りたい本を見つけてカウンターへ向かう。図書館で長い時間を過ごしたことはあまりなかったように思う。

今日は違った。まだ読み終わっていない本をパティオで読む。風が心地よい。屋根の上でイソヒヨドリが鳴いている。視線を延ばすと木々の緑が初夏の日差しを浴びていた。

S090506nc_02e

これまで本の貸し出しと返却でしか図書館を利用してこなかった。それがもったいないことに思えてきた。自宅の近くにこんな贅沢な時間を過ごせる場所がある。それもタダで・・・。

館内ではさらなる発見もあった。螺旋状の階段を試しに下りてみると、そこは地階にある「公開書庫」だった。第一印象は2軍落ちした本の保管場所。が、本棚を子細に眺めてみると過去に探して見つけられなかった本がある。

そういえば図書館の本を検索すると「開架一般」と「公開書庫」の2つの保管場所があったような気がする。地階の「公開書庫」にある本を1階の「開架一般」で探し、「利用可能」なのに見つからないのはなんでだよう? と思っていた。ご苦労さんとしかいいようがない。でも、これで疑問氷解。

結局、夕方近くまで図書館で過ごした。人がすくない平日の図書館はクセになりそうなほど愉しい。

| | コメント (0)

2009年5月 6日 (水)

県民の森へ

ゴールデンウィークの最終日。読みかけの本を携えて恩納村の県民の森へ向かう。潮風を浴びながら海辺のドライブを楽しんでいると、ほどなく県民の森の標識が見えてきた。

前回来たときは昆虫のマクロ撮影が目的だった。今回は読書+遊歩道の散策。デジカメ散歩用にNikon D40+標準ズームも持参した。

入口からほど近い駐車場はガラガラだった。が、香ばしいニオイがする。近くにある養豚場から風で運ばれてくるらしい。

園内の道をさらに進み、道路脇の駐車スペースに車を停める。その先はキャンプ場だった。傍らの道をクルマが頻繁に通り過ぎていく。

クルマのシートで1時間ほど本を読む。日陰なので涼しく、窓から吹き込む風が心地よい。目をつぶると眠気がおそってきた。しかし、読書の後はデジカメ散歩が待っている。

キャンプ場に向かって進むと分岐があり、「渓谷コース」のサインが見えた。渓谷コースの出口へ向かう道らしい。10分ほど歩くと左側に駐車スペースがある。右側には沢へ下る階段状の道が延びていた。

道を下りきると、そこは以前歩いた渓谷コースの終着点だった。写真を撮りながら沢沿いの道を歩いていく。

S090506d4_17e
Sdsc_0463ee
Sdsc_0505e

途中で家族連れと何度かすれ違った。ふだんは人通りが少ない遊歩道が賑わいをみせていた。

5月の連休も今日で終わる。過ぎてしまえばあっという間だった。本は思ったほど読めなかった。それでも、ゴールデンウィークをアウトドア読書で過ごしたことは正解だったと思う。歩きまわったり写真を撮ったりするのとはまた別の、新たな自然の効用に触れたような気がした。

Sdsc_0453e_2

| | コメント (0)

2009年5月 3日 (日)

羽地ダム鯉のぼり祭り

ゴールデンウィークは読書三昧のつもりだった。とはいえ、連休中に観光スポットで催されるイベントにはフォトジェニックなものが多い。あまり混んでいない近場の観光スポットを探していたら、名護から近い羽地ダムの鯉のぼり祭りに行きついた。期間は5月4・5日の2日間らしい。鯉のぼりを目当てに1日早く行ってみた。

現地に着くと結構賑わっている。見物人の多くは地元の家族連れのようだった。出店もすでにオープンし、テントの上を鯉のぼりが舞っている。期間中はシャトルバスも運行されるらしい。

S090503nc_26ee

羽地ダムで鯉のぼりを見るのは今回が初めてだった。強い北風でダイナミックにはためく鯉のぼりは見応え十分。Nikon D50+18-200mmズームのフル装備で来なかったことを後悔した。

S090503nc_15e
S090503nc_16e
S090503nc_23e
Nikon COOLPIX P5100で撮影

今年の4月から羽地ダムの湖面がカヌー(カヤック)の愛好者に解放されたらしい。これで海に加えて淡水でもカヤックを楽しめるようになった。釣りができないのはちょっと残念だけど、来年の春には湖面に浮かぶカヤックから周囲の新緑を観賞できるかもしれない。

| | コメント (0)

2009年5月 2日 (土)

アウトドア読書

今年も5月の連休がやってきた。沖縄で迎える3回目のゴールデンウィーク。観光地は人であふれ、地元民+わナンバーのクルマで道路は混雑する。

どう過ごしたらよいのやら・・・というのが正直な気持ちだった。観光スポットではイベントが盛り沢山らしい。でも、この時期にわざわざ混み合う場所へ行く気にはなれない。那覇ハーリー(サバニと呼ばれる伝統漁船を使ったレース)にはちょっと心惹かれたけれど、道路や駐車場が激しく混みそうだった。

仕事に追われていた4月中は、ヒマになったら本を読もうと思っていた。時間がとれず、amazonで買った本が何冊も放置されていた。読書三昧のゴールデンウィークも悪くはないかも。

その一方で、家にこもりきりというのは寂しい気がした。ここ数日は北風の日が多く、晴れてもカラッとして過ごしやすい。連休が明けたらほどなく梅雨に入り、それが明けると炎暑の夏が待っている。今はアウトドアを楽しめる最後の季節かもしれない。

そこでクルマを利用した読書を思いついた。読みたい本2~3冊とiPodを持って名護岳山麓の公園へ向かう。静かでロケーションのよい駐車場にクルマを停め、窓を全開にし、めいっぱい倒した助手席のシートで本を読む。

読書に飽きたら近くをぶらぶら散歩する。連休のわりには人がすくなかった。歩き疲れたら読書再開。目が活字を追うのに疲れたら、ヘッドホンでiPodを聴く。その場所に飽きたらクルマでほかの駐車場へ。

S090502d4_07e
S090502d4_10e

公園の駐車場でアウトドア気分で読書を楽しめるのも名護ならではかもしれない。全開にしたクルマの窓を吹きぬける風が心地よく感じられる季節もあとわずかだ。本棚に山積みになった本を頭に描きながら、今月中にあの本をアウトドアで全部読めるだろうかと考えていた。

S090502d4_08e

| | コメント (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »