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2009年5月 7日 (木)

図書館の悦楽

ゴールデンウィークが明けたらやるべきことが2つあった。ひとつはクルマを車検に出すこと。もうひとつは図書館に本を返すこと。

嬉し恥ずかし初車検。嬉しいわけないか。カネもかかるし・・・。クルマを業者に預けて58号の歩道を歩いていると開放感がこみあげてきた。便利さゆえに一度持つと二度と手放せなくなるクルマ。たった2日間とはいえそのクルマ依存から自由になれることが嬉しいらしい。

まだ9時過ぎだった。午前中に外を歩くのは久しぶり。ふだん散歩にでる夕方とは空気の鮮度が違うような気がする。よく晴れて日差しもそこそこ強い。北から冷涼な風が吹いていた。帽子を被れば歩くことは苦にならなかった。

マンションの最上階に設置された「貸」の看板に誘われて物件を見にいく。川のよどみに群れる得体の知れない淡水魚を橋の上から眺める。JAの直売所でカラフルな野菜と果物を物色する。図書館が開く10時までそんなことをやっていた。

午前中の図書館は静かだった。いつもは夕方に利用することが多かった。閉館までの限られた時間に借りた本を返し、借りたい本を見つけてカウンターへ向かう。図書館で長い時間を過ごしたことはあまりなかったように思う。

今日は違った。まだ読み終わっていない本をパティオで読む。風が心地よい。屋根の上でイソヒヨドリが鳴いている。視線を延ばすと木々の緑が初夏の日差しを浴びていた。

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これまで本の貸し出しと返却でしか図書館を利用してこなかった。それがもったいないことに思えてきた。自宅の近くにこんな贅沢な時間を過ごせる場所がある。それもタダで・・・。

館内ではさらなる発見もあった。螺旋状の階段を試しに下りてみると、そこは地階にある「公開書庫」だった。第一印象は2軍落ちした本の保管場所。が、本棚を子細に眺めてみると過去に探して見つけられなかった本がある。

そういえば図書館の本を検索すると「開架一般」と「公開書庫」の2つの保管場所があったような気がする。地階の「公開書庫」にある本を1階の「開架一般」で探し、「利用可能」なのに見つからないのはなんでだよう? と思っていた。ご苦労さんとしかいいようがない。でも、これで疑問氷解。

結局、夕方近くまで図書館で過ごした。人がすくない平日の図書館はクセになりそうなほど愉しい。

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