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2009年5月22日 (金)

セミリタイアライフ再考

沖縄に来てそろそろ2年半になる。気候の違いにも慣れた。食べ物も問題なし。飲み屋通いで顔なじみもできた。体調もまあまあ。これといって問題があるわけではない。仕事のことを除けば・・・。

沖縄へ移住したら、金よりも時間を大切にした生活を送るつもりだった。夕陽がきれいな海辺の公園、居心地のよい図書館、緑が目にしみる登山道。金をかけなくても贅沢な時間を過ごせる場所はいくらでもある。そうした場所をめぐりながら、本を読んだり写真を撮ったり、あるいは単に歩いたりするだけで満ち足りた毎日が送れると考えていた。

仕事は生活に必要な糧を得るための手段。ライスワークにすぎない。仕事に費やす時間はできるだけ少なくし、残りの時間をもっとクリエイティブな活動(ライフワーク)に振り向けたい。漠然とそんなふうに思っていた。

しかし、稼動日数が少ないと仕事の処理能力もじわじわと低下していく。それが、必要な生活費さえ稼げればいいと仕事の時間を大幅に減らして得た実感だった。

昨年、50歳の大台を迎えたこともセミリタイア生活の再考を促した。50代といえば職業人生における最終的な仕上げの段階。フリーランスとしての自分の職業もこれを機に見つめなおすことになった。

たとえば将来の展望。貯金も年金もけっして十分とはいえない。還暦を過ぎても仕事は続けざるをえないだろう。沖縄でセミリタイア生活を送るといっても、日々の時間の主要な部分を仕事が占めるという現実は動かしようがない。

そうであるなら、せめてプロとしての矜恃がもてる仕事をしたい。仕事を長く続けようと思えば日々のブラッシュアップも欠かせない。結局、倦まず弛まずじっくり向き合っていくしかない。フリーランスの仕事とはそういうものなのだろう。

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