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2009年6月 2日 (火)

名護vsコザふたたび

カヤックの実物が届くと、その保管場所について改めて考えるようになった。今住んでいるアパートでは、クルマのルーフ以外に保管場所の選択肢はない。クルマとカヤックは一心同体、常に行動を共にすることになる。当然、不都合もあるだろう。高さ制限のある駐車場は使えなくなるとか。

それでもカヤックが欲しかった。多少の不便は忍ぶつもりだった。だが、部屋に置いたカヤックを眺めるとやはりデカいと思う。これを常に屋根に載せたまま走るのか。そう思うと気が重くなってきた。カヤックも早く傷みそうだ。

カヤックの保管を考えれば、やはり一戸建てが望ましい。クルマとカヤックを置くスペースを備えた安い貸家をインターネットで探してみた。名護では手頃な物件が見あたらない。条件に該当する物件を見つけるには、沖縄市やうるま市まで対象範囲を広げる必要があった。

3軒に絞った物件を視察する。沖縄市の貸家には好印象をうけた。坂道を登りつめたところにあり、静かな環境。間取りは2LDK、家賃は5万を切っている。クルマとカヤックの置き場所は十分だった。

コンビニは多少遠くなるが、スーパーは歩いて行ける。問題は坂がキツイことか。電動自転車が欲しくなるかも。

視察を終えて名護へ向かってクルマを運転しながら、さまざまな思いが交錯していた。物件は悪くない。ただ、場所が沖縄市というのが引っかかる。泡瀬では埋め立て工事が進行していた。近くには嘉手納基地もある。飛行機の騒音は実際に住んでみないとわからない。

2年半前、沖縄へ移住するにあたって名護とコザのどちらに住むかで迷ったことを思い出していた。音楽やアートで知られるディープな街vs自然が豊かでまったりとした街。結局、21世紀の森ビーチからの眺めに魅了されて名護に決めたのだった。

許田を過ぎ、名護の街並みが目の前に迫ってきた。この景色を見るたびにホッとした気分になる。ああ、帰ってきたと感じる。

夕方、21世紀の森公園へいく。名護岳から恩納岳へと続く弛緩した山並みを眺めながら、やっぱり名護はいいなぁと思った。この街のまったりとした空気に一度染まってしまうともうヨソへは移れない気がする。時間をかければ希望にちかい物件が名護でも見つかるかもしれない。

2、3日後、沖縄市の物件はホームページから消えていた。借り手が決まったのだろう。ああ、もったいないと思った。同時にどこか救われたような気分だった。

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