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2009年7月 2日 (木)

大浦湾を漕ぐ

梅雨が明けて猛暑の夏が沖縄にやってきた。ギラギラ照りつける太陽に恐れをなして家にこもる毎日。が、それも1週間続くとパドラーの血が騒ぎはじめる。潮風を浴びて漕ぎたい、海に浮かびたい。

今日は午後から曇って風もよわい。これなら快適にカヤックを漕げそうだ。道具一式をクルマに積んで名護湾へ向かう。

穏やかそうに見えたが近づくと海面にうねりがある。湾の北側から南側へ移動しても状況は変わらない。

西海岸は諦めて東海岸へ向かうことにした。目的地は大浦湾。現地に着くと波はほとんどない。カヤックを漕ぐには絶好のコンディションだった。

道路脇の護岸からカヤックを出す。海が穏やかなのでスイスイ進む。底の状態と水深に応じて海の色がさまざまに変わっていく。沖に向かって漕ぎ進むと、海水は目の覚めるようなダークブルーに染まっていた。

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紺碧の海にカヤックを浮かべる。生命の源のような深みを帯びた海の色を眺める。それは塩屋湾や羽地内海のカヤック体験では得られない快感だった。

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湾の周囲は緑豊かな山々で囲まれている。視線を延ばすと、米軍基地建設予定地のキャンプ・シュワブの建物が見えたりもするのだが。

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キャンプ・シュワブの施設。基地の建設予定地とされている。
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シュワブの対岸にはカヌチャベイホテルの建物群が見える。

大浦湾には大規模なサンゴの群落があるという。進路を北にとり、ハマサンゴ群落を目指して漕いでいく。と、海面に浮遊しているウミヘビを発見。デジカメに手を伸ばそうとしたら潜ってしまった。残念!

水深が浅くなり、底が透けて見えてきた。黄色くみえる物体がサンゴらしい。防水デジカメで撮影を試みる。カヤックが潮に流されてタイミングが合わない。

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防水デジカメによる初めての海中ショット。まあ、こんなものだろう。

沖から風が吹きはじめた。海面がすこし波立っている。心配するほどの風ではないが、十分にパドリングも楽しんだので帰ることにした。

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初めて漕いだ大浦湾は、パドラーを幸せな気分にさせてくれる豊かな海だった。10年後、20年後もきれいな海であり続けてほしいと切に願う。「大浦湾はきれいな海だった」と過去形でセリフを語らなければならないシナリオが着々と準備されつつあるのだが・・・。

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