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2009年7月31日 (金)

タマン、タマン、タマン

カヤックに3回乗り、パドル操作にも慣れてきた。潮風を浴びながら海を漕ぐ楽しさも味わった。次はいよいよカヤックフィッシングと思っていたら、仕事が入って時間がとれなかったり、マンゴーにかぶれて紫外線を避けていたりと延期を余儀なくされていた。

その一方で、カヤックフィッシングの準備は着々と進んでいた。鯛ラバ(ルアーの一種)を何種類か購入し、鯛ラバ用のロッドもネット通販で入手した。釣りのタックルに囲まれて、カヤックで釣る大物への期待がいやがうえにも高まっていく。

首の発疹もだいぶ治まったので、念願のカヤックフィッシングを実現しに名護湾へ。出艇時のコンディションは北東の風4~5メートル。直進性に劣る短い艇で快適に漕ごうと思えば、このくらいの風でも限界にちかい。

リール+ロッドと釣具一式が入ったタックルボックスをカヤックに積み込む。釣った魚はすべてリリースするのでクーラーはなし。狭い艇内でも動きやすいように道具は必要最低限に抑えた。

沖に向かって500~600メートルほど漕いでから釣りを開始する。鯛ラバによる釣りは初めてだ。鯛ラバが着底したらゆっくりとリールを巻くだけ。スロトレやスロジョギにも通じるスローで体に優しい釣り。

水深は20メートルくらいか。軽い鯛ラバでは流されて海底までなかなか到達しない。鯛ラバを50gに変えて着底を確認し、リールをユルユル巻いていく。と、コツンというアタリ。そのままリールを巻くとガッチリと針掛かりして竿先が弧を描いた。

今までに経験したことのない強烈な引き。竿先が何度も海中に引きずり込まれる。大物が掛かっても耐えられるようにドラグを緩めておいて正解だった。ドラグが唸り、巻き取ったラインが引きずり出されていく。一進一退の攻防戦。

引きが弱まり、浮上してくる魚の姿が見えてきた。デカい! 60センチ級のタマン(ハマフエフキ)だった。心臓はバクバク、頭の中はまっしろけ。

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闘いを終えて精も根も尽き果てたデカタマン
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目測で約60センチ。デカすぎてネットに半分しか入らない。

今回はすべてリリースの方針だったので、このタマンも写真を撮ったあとに放流した。しばらく腹を上にして浮かんでいたが、やがて体力を回復したらしく、底へ向かって泳いでいった。死んだ魚をリリースしても意味がないのでホッとする。

その後も同じ要領で30~40センチ級のタマンを2匹追加。3匹目のタマンでは「またタマンか」などと罰当たりな文句まで浮かぶ。釣り人の欲望は尽きることがない。

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タマン、2匹目
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タマン、3匹目

カヤックフィッシングの最初の獲物が60センチ級のタマンだなんて、これ以上ないくらいの幸運に恵まれた。カヤックを漕ぐ楽しさと釣りをする楽しさを半々の割合で味わいたいと思っていたけど、今回の一件で「釣り」に大きく傾いた気もする。

アドレナリン全開の血が沸きたつようなあの瞬間を味わってしまったら、もう・・・。

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