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2009年12月11日 (金)

ノイズキャンセリングな休日

パソコンの画面から外へ視線を移す。日差しを浴びた名護湾が誘惑するように瞬いている。地上では選挙のノボリが優しくはためいていた。恨めしい思いでパソコンの画面に戻る。

この時期の沖縄では珍しい、晴れて風の穏やかな日が2日続いていた。絶好のカヤックフィッシング日和。速攻で浮かびたいところだが、仕事で休めない。夜、タマン・キラーの鯛ラバを買いに釣具屋へいく。その鯛ラバを巨大なタマンがひと飲みする光景を頭に描きながら眠りについた。

仕事が一段落ついた翌日、空は青く晴れわたっていた。ネットで天気予報をチェックする。午後に北風が強くなるらしい。陸から沖へ風が吹くことになるので、北風が強いというのは微妙だった。波しぶきを浴びたあとに北風ビュービューでは寒そうだし。

久しぶりに安和岳と嘉津宇岳を縦走することも考えた。西向きの窓を開けて本部連山を眺める。三角山から安和岳へつづく稜線を目で追った。谷から吹き上げる風が急登で汗をかいた体を心地よく冷やしてくれる。眺めも良く、お気に入りのコースだった。

持参するデジカメを選びながら、体調がイマイチであることに思い至った。ここ数日、鼻がでて熱ぽかったりする。風邪の場合は最初に喉が痛くなるので、花粉症かもしれない。沖縄にスギはほとんどないが、モクマオウなどアレルゲンは存在する。花粉症でも微熱は出るし・・・。

一方、風邪の疑いも拭いきれない。だとしたら、汗をかいたあとに吹きさらしの稜線を歩くのはマズイだろう。月曜から新しい仕事も始まるし。

グズグズしているうちに昼の12時をまわっていた。海も山も近いので、その気になればどちらもまだ間に合う。が、いったん削がれた気勢はあがらない。

結局、図書館から借りた本を読むことにした。外の空気を感じられるようにすべての窓を開ける。海が見える場所にリクライニングチェアを置き、ノイズキャンセリング・ヘッドホンでビル・エバンスの"I Will Say Goodbye"を聴く。

海にも山にも行けなかった好天に恵まれた休日。それでも、ピアノの曲調と本の内容がかみ合って、頭の雑音はページを追うごとに消えていった。

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