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2010年5月

2010年5月27日 (木)

メタリック・ハンター

梅雨たけなわの5月の沖縄。その一方で好天に恵まれる日もけっこう多い。晴れるとカヤックフィッシングには最適な日和となる。真夏ほど日差しは強くないし、観光客でビーチが混み合うこともない。

カヤックはクルマに載せたままになっていた。天気が良いので今日もサクッと半日釣行。風も弱くそこそこ沖まで出られそうだ。爽快な気分でパドルを漕いでいく。

しかし、ルンルン気分もそこまでだった。昨日買ったばかりのシンキングミノーを根掛かりであっという間にロスト。その後さらに沖へ出るが、ラインが使い古しのために長さが不足し、水深のある海域では底が取れないというていたらく。

結局、沖に出るのは諦めて、いつもの鯛ラバでラインが着底する場所で釣りをすることに。ジギング用のジグを新調してやる気満々だったのに・・・。

その鯛ラバを根掛かりで2つ失った。カヤックの移動で鯛ラバを回収するテクニックも今日は通用しない。2軍落ちしていたヨレヨレの鯛ラバで釣りを続ける。あまり釣れそうな気がしない。

それでも、こまめに場所を変えて投入を繰り返していると待望のアタリ。竿先が海中に引き込まれる。なかなか強い引き。何度も突っ込まれる。海面近くに浮上してもファイティングスピリットは衰えない。

てっきりタマンだと思ったが、姿を見せたのは良型のオーマチだった。今季3匹目のオーマチ。鯛ラバの常連メンバーに仲間入りという感じ。

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目測で50センチ弱

ちょっとメタリックがかったシルバーの魚体が美しい。歯が鋭く、どう猛な印象を与える。典型的なフィッシュイーターの面構え。釣って楽しいという点ではタマンと双璧をなす。

その後はパッとしなかった。だいぶ経って小型のイシミーバイ。最後に美形のヒトスジタマガシラを釣ってタイムアウト。

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数は出なかったけど、良型のオーマチのファイトを楽しめて満足だった。釣り人の欲求には限りがない。量や数ではなく精神的な満足感が得られるカヤックフィッシングを志向したい。

釣れないときはロッドを置いてカヤックで横になる。目をつむって打ち寄せる波の音を聞いていれば、羊水に浮かぶ胎児の気持ちを味わえる(わけないか)。

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海が穏やかな日限定の束の間の快楽

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2010年5月25日 (火)

見果てぬ夢

初めての場所で大釣りをして、夢よもう一度と再訪するとさっぱり駄目なことがある。初回の釣行でたまたま良い条件に当たったのだろう。先週、ガーラを釣ったポイントはどうなのか。検証したくて1週間も経たずに出艇することに・・・。

浜に出ると無風にちかい状態。凪いだ青緑色の海がとろーんと広がっている。波がないので海の様子がよくわかる。カヤックの出現に驚いてサンゴの陰に身をかくす魚たち。海中観察をしながらのカヤック散歩は楽しいけど、穏やかすぎて釣りの条件としてはイマイチの感じ。

海底が見えなくなるまで沖に出て釣りを開始。今日は鯛ラバで勝負するつもりだった。軽い28gを選ぶ。数投目にアタリ。フッキングはしたもののあっさりバレてしまう。リリース前提でフックをバーブレスにしたことが影響しているのか。

その後、小気味よい引きでムルーが釣れる。動きがキビキビしていて釣趣はミーバイよりいい。

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しばらくアタリが途絶えたので、前回、先着のボートが居たエリアに移動してみた。波がないのでカヤックを漕ぐのがラク。パドルで海面を引っ掻くようにしてスイスイ進む。

鯛ラバを三日月型に替えて釣りを再開。ほどなくアタリ。そこそこの引きだった。良型のミーバイっぽい。赤い魚体が見えてきた。ネットに手を伸ばすと水面ちかくで激しい突っ込み。慎重にネットインした魚は憧れの高級魚、アカジンだった。

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やや小ぶりだが夢の魚をついにゲット

先週の大物ガーラに次いで高級魚のアカジン。これならカンパチもイケるかも。高ぶった気持ちに理屈はいらない。沖を目指してひたすら漕いでいく。海の色が青黒くなったあたりでインチクを投入。が、さらなる夢の実現は適わなかった。

その後は鳴かず飛ばず。手持ちの鯛ラバをあれこれ試す。小型のミーバイなどがポツリポツリと釣れる。午後になると波もでてきた。結局、良型のイシミーバイが最後のエモノに・・・。

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でっぷりと太ったイシミーバイ。食べたら旨そう。

本日の釣行では新たな発見もあった。これまで鯛ラバが根掛かりしたときはフィッシュクリッパーにラインを巻き付けて力ずくで切っていたが、今回、カヤックを逆方向に漕ぐことで鯛ラバを回収できるケースがあることがわかった。常に成功するわけではないにしろ、高価な鯛ラバの損失が減るのは有り難い。海にゴミを残さずに済むし・・・。

これで、まだ手中にしていない憧れのエモノはカンパチのみ。しかし、カンパチにはハードなジギングが伴う。腰痛持ちには荷が重い。カンパチが釣れる沖合まで11フィートのカヤックで出られる好条件の日も限られる。

それでも、いつの日かカンパチを釣りたいよう。

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こんなサイズのカンパチをいつの日か・・・

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2010年5月20日 (木)

梅雨晴れの海

小粒だが多彩な釣果を楽しめた先週の釣行。梅雨時の沖縄は魚の活性が高いのかもしれない。そう思うとカヤックアングラーの血がまた騒いできた。

今回も初めての場所から出艇する。晴れて日差しがつよい。風は多少あるが許容範囲。沖合にはすでに釣り人のボートが浮かんでいる。

水深15メートルを超えたあたりで釣りを開始。例によって鯛ラバを試す。何投目かに早くもアタリ。最初はそれほどでもなかった引きはリールを巻くにつれて激しくなった。良型のタマンっぽい。

が、何度目かの突っ込みであえなくラインブレーク。サルカンの結び目のあたりで切れていた。ショックで茫然となる。最初の大物を逃がすと残りの1日がパッとしないというマイジンクスが頭をよぎる。

鯛ラバでの釣りを再開してほどなくアタリ。先ほどバラした魚ほどではないが、これもなかなかの引きだった。

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ヒトスジタマガシラ。どこで釣れても美しい。

今日は鯛ラバによくアタる。先週と同様にイカの切り身で攻めるつもりだったけど、鯛ラバで釣れるならそれにこしたことはない。釣れる魚は良型が多いし、アタリを感じる瞬間がスリリングだ。手もイカ臭くならないし・・・。

その鯛ラバにまた何かヒットした。いまだかつて体験したことがないパワーと重量感。ドラグが鳴ってラインが一気に引き出されていく。

走りが止まるまでロッドを握りしめて耐える。やっとラインの放出が止まった。リールを巻こうとするが全然寄ってこない。そしてまた走りだす。走ったら行かせて、止まったらリールを巻く。そんな動作を繰り返すことに。

やっぱりアレかなぁと真っ白になった頭で考えた。一気にラインを引き出して疾走するパワー。リーフ内にもよく入り込んで小魚を追いかけまわす、沖縄ではポピュラーだけどまだ釣ったことがないあのサカナ。

エモノが浮いてきた。とてもデカい。カヤックフィッシングで手にした初めてのガーラ。過去の大物記録の更新は間違いない。

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鯛ラバ恐るべし。こんなガーラも釣れてしまうとは・・・。
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重くてここまでしか持ち上がらない。
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目測で70センチくらい。

今日もクーラーは持参しなかった。あっても大きすぎて入らなかっただろう。めったに釣れない大物なので持ち帰ろうか迷ったが、結局リリースすることにした。

腹を上に向けてしばらく海面に浮かんでいたガーラは、体力を回復したのか、ゆっくりと体を反転させて海の底へ去っていった。

その後も鯛ラバの快進撃はつづいた。ガーラのあとにクチナジが釣れる。これも初めての魚だった。さらにムルー、オジサン、オーマチなどが掛かる。

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クチナジ。この魚も引きがつよい。
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ムルー
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常連のオジサン
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オーマチもいいファイトをみせてくれた。

しばらく魚信が遠のいてこれで打ち止めかと思いはじめた頃、コツコツガシッという待望のアタリ。最初にバラしたエモノの引きを再現する果敢な突っ込み。ハラハラドキドキのやりとりの末に姿を現したのは、やはりタマンだった。

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美とパワーを兼ね備えたタマン

良型のガーラにタマン。梅雨晴れの沖縄の海は、カヤックフィッシングのエキサイティングなフィールドと化していた。初めて釣ったガーラは自己最高サイズ。次なるエモノはアカジンかそれともカンパチか。"カヤック廃人"というフレーズが頭のなかをかすめていく。

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2010年5月13日 (木)

梅雨入りの海

ゴールデンウィークに3回、カヤックフィッシングを楽しんだ。これだけやれば気が済むだろうと思ったのは甘かった。火がついたカヤックアングラーのハートは簡単には鎮まらない。気がつくと、翌日の天気予報の風速欄をチェックする日々。そのXデーは思いのほか早くやってきた。

エモノを持ち帰って賞味した前回の釣行。慣れないせいか魚を捌くのは大変だった。今回は従来のパターンに戻り、釣った魚の写真だけを持ち帰ることに。クーラーがないぶん、カヤックが広々として気持ちがいい。こんなときに限って良型の高級魚が釣れたりして・・・。

今日はスーパーで買ったセーイカの切り身をメインのエサにした。1パック198円で量も多い。全部だと多いので半分は夕食のオカズにする。

初めての出艇場所に着くと、陸から沖へ風が吹いている。波はほとんどない。新しいポイントなので楽しみだ。

水深は20メートルくらいか。まずはお約束の鯛ラバから。アタリはそこそこあるものの、なかなか針がかりしない。やっと釣れたと思ったら小さなミーバイ。つづいて赤い錦鯉のようなオジサン(カタカシー)が釣れる。

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つぎにジギングを試みる。何か掛かったみたい。引きがよわい。リールを巻くと小型のカマスが食いついていた。

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ジギングにも疲れた。いよいよイカエサの出番だった。ジグヘッド+イカの短冊というハイブリッド仕様。手がイカ臭くなるのがアレだが、コストを考えれば許容範囲だ。

効果はてきめんだった。仕掛けが着底するたびにアタリ。アタリがないときはエサが食われて無かったりする。

小魚が多いのか、釣れる確率はそれほど高くない。それでも、アタリがひんぱんにあるので楽しい。気がつくと釣りに熱中していた。時間とともにエモノの画像コレクションも増えていく。

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小物が中心とはいえ良型もかかる。コバンヒメジがかかったときはラインが一気に引き出されてビックリした。最後には憧れのタマンも登場。小ぶりで引きはイマイチだったけど、美しい魚体を拝むことができて嬉しかった。

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良型のコバンヒメジ。なかなかのファイター
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今年初のタマン。釣り上げた直後なので美しい。

キャッチ&リリースを今後も続けるかどうかはわからない。おそらくケースバイケース。

旨い魚が釣れたときは持ち帰ることもあるだろう。写真だけ撮ってリリースしても十分に満足できる日もあるだろう。たとえば今日のように・・・。

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2010年5月12日 (水)

比地大滝へ行く

梅雨入りしてうっとうしい毎日がつづく沖縄。湿度が高く、ハブの危険もあるので山歩きに適した季節ではないのだが、晴れたら歩いてみたいコースがあった。国頭村にある比地大滝だ。

梅雨で水量が増えた滝は見応えがありそうだ。前回訪れたのは5年前のゴールデンウィーク。その後の改修工事でコースがどのように変わったのか興味もあった。

比地キャンプ場の管理棟で入場料300円を払う。ちなみにこの入場料、6月から500円に値上げされるとか。滝見物の遊歩道に500円はチト高いような気もするのだが。

キャンプ場の敷地を抜け、砂防ダムの横を通って比地川上流へ向かう。道路脇の黒い鉄柵と緑のロープが新しい。清流のせせらぎを聞きながら、アップダウンを繰り返す遊歩道を歩いていく。

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途中で川に下りてみた。対岸の淵を樹木がうっそうと覆い、頭上では木々の緑が明るい日差しを浴びている。

絵になる景色だと思ってカメラを構えると、ファインダーの隅になにやら動くものが・・・。大きなアカマタだった。ハブでなくてホッとする。沖縄で目にする初めての野生のヘビ。ギョッとする反面、すこし感動もしていた。

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コースに戻り、比地大滝を目指す。途中の吊り橋から周囲の山と比地川の清流を展望する。

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コースの後半になると起伏が激しくなった。長くて急な階段が次々に出現する。湿度が高いこともあって汗が吹きだす。それでも、眼下を流れる比地川は水量が多くて涼味満点。

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比地大滝の水音が近づいてくる。ほどなく白い瀑布が目に飛びこんできた。前回来たときよりも明らかに迫力がある。

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改修工事により、コース前半のアップダウンは以前よりも少なくなった気がする。ただ、川に下りられる箇所にロープを張って「立入禁止」にしているのが残念だった。安全面での問題はあるにしろ、自然に触れる機会は残してほしいと思った。

整備された遊歩道で気軽に森林浴と滝見物を楽しめる比地大滝のコースは貴重な存在だと思う。ただ、今回久しぶりに訪れて観光地としての側面をやはり強く感じた。平日でもけっこう人が多く、どことなく落ち着かない。

ともあれ、迫力ある滝を見物できて満足のいく1日だった。予期せぬアカマタとも出会えたし・・・。

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2010年5月 6日 (木)

エモノの味

夜、昨日釣った魚を料理する。オーマチとアマクチャーは刺身、ヒトスジタマガシラはマース煮にすることにした。

マース煮は初めてだった。この料理のために沖縄の海塩「ぬちまーす」を用意。さらに刺身に合わせて純米酒の「奧の松」も調達した。

エラと内臓は抜いてあったがウロコが残っていた。冷蔵庫で1日寝かしたせいかウロコが取りにくい。バリバリと四方八方に飛び散る。早くもちょっと萎え気味。

つづいて3枚に下ろして皮をひき、小骨を除去する。ナマクラな包丁に腕の未熟さがあいまって思いどおりにできない。なんとか刺身にしたものの、身が崩れて見映えがしない。手漕ぎボート釣りに熱中していた30代の頃はもっと上手にできたのに・・・。

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左がオーマチ、右がアマクチャー

ヒトスジタマガシラのマース煮も難航していた。水が減ってきたので魚体を裏返したところ、柔らかくて身崩れしてしまったのだ。

マース煮の完成まで時間がかかりそうだったので、先に刺身を頂戴することにした。油がのっている切り身を選んで食べる。なかなか旨い。近所のスーパーでたまに買う刺身よりはずっとマシだった。オーマチよりもアマクチャーのほうが味にコクがある気がした。

奧の松を飲みながら刺身を半分ほどたいらげる。マース煮も水分がほぼ蒸発したので皿に移して試食する。が、大さじ一杯のぬちまーすが多すぎたのか塩気がきつい。固くしまるはずの身も柔らかいままだった。鍋にフタをしなかったのが敗因か。結局、半分以上も残すことに・・・。

今回、カヤックで釣った魚を初めて持ち帰って食べた。刺身はそれなりに旨かった。ただ、そのための労力を考えると感想はビミョーだった。

写真を撮ってリリースする。これまでのスタイルを踏襲したほうが自分には合っているのかもしれない。

魚を持ち帰るためにクーラーボックスをカヤックに積み込むのもイヤだ。だって、カヤックでゴロリと横になろうとするとクーラーの角が頭に当たって痛いんだもん。

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2010年5月 5日 (水)

鏡の海

天気に恵まれた今年のゴールデンウィーク。最終日のこどもの日は晴天で風も弱いとか。大型連休のフィナーレを飾るにふさわしい絶好のカヤック日和になりそうだった。天気予報の風速欄を一瞥しただけでココロは波間に浮かんでいた。

カヤックのセッティングを終えて海へ漕ぎだす。目指す沖合は暗雲で覆われていた。案の定、ほどなく雨がザーッと降ってくる。

雨は短時間で止み、すぐにまた青空が顔をだした。波がほとんどない鏡のような海面に空が浮かんでいる。

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今日は大物を狙うつもりだった。ジギングと鯛ラバでガッツリと釣りをする。風が弱いので短いカヤック(11フィート)でも沖までストレスなく漕げそうだった。

水深50メートルを超えたあたりで30gの鯛ラバを投入。風がないので軽い鯛ラバでもあまり流されず、釣りやすい。投入&リーリングを繰り返していると、コツコツガシッという鯛ラバ特有のアタリ。

かなり強烈な引き。ラインがじりじり引き出される。途中で強い突っ込み。水深があるのでなかなか上がってこない。バレやしないかハラハラしつつ、魚が何かあれこれ想像しながらリールを巻いているときが釣り人にとっての至福の時間。

エモノは35センチのオーマチ(アオチビキ)だった。沖縄に来て初めて目にする魚。しっかり血抜きをしてからクーラーボックスへ。

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そのあと小型のジグを使ったジギングへ移行する。すぐに底近くでヒット。重量感はないが鯛を思わせる鋭い引き。上がってきたのは30センチ弱のアマクチャー(サザナミダイ)。これも初対面だ。旨そうなのでキープする。

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今日は爆釣かと色めきたつが、これを境に食いはパッタリとだえた。鯛ラバを取っ替え引っ替え試してみる。ワームも使ってみた。でも、生命反応はいっさいなし。

スカッと晴れて波も穏やか。カヤックの上でゴロリと横になりたいところだが、クーラーの角が頭に当たってできない。暇つぶしに海の写真を撮ることにした。

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午後になるとすこし波が出てきたので、釣りをしながらゆっくりと出艇場所へ向かう。岸にだいぶ近づいた頃に鯛ラバに久々のアタリ。良型のヒトスジタマガシラが釣れた。いつ見てもきれいな魚だ。ちょっと迷ったがこれもお持ち帰りに・・・。

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ふたたび魚の食事タイムに突入したらしい。その後もしばらくアタリは続いたが、バラしたり、小さくてリリースしたりしているうちにあえなく過ぎてしまった。

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お持ち帰りを免れた小型のフエフキ系

帰宅後、釣った魚の下処理をする。魚を捌くのは久しぶりだった。生臭さに辟易する。やっぱり写真だけ撮ってリリースしたほうが良かったかも。

エラと内臓を出しただけで疲労困憊。ビニール袋に密閉して冷蔵保存し、料理は翌日以降に持ち越すことにした。どれも白身系の魚なので、冷蔵庫で1~2日寝かしてから食べたほうが旨いハズ。たぶん・・・。

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本日のエモノ。28cm、31cm、35cmとおひとりさまの食卓にはお手頃なサイズ

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2010年5月 2日 (日)

そのまた海へ

昨日の出漁でカヤックアングラーのハートに火がついてしまったらしい。家に帰ってもカヤックをクルマから降ろす気になれない。道具一式も車内に放置したままだった。クーラーの氷だけを新調してズルズルと翌日も同じ浜へ向かう。

現地に着くと風がけっこう強い。今日は鯛ラバとジギングは封印し、近場で小魚と戯れることにした。そのため、釣趣を優先して柔らかいルアー竿と小型スピニングリールを使う。

加えて特効エサも用意した。スーパーに1パック280円で売られていたイカソーメンだ。これを適当な長さに切り、ジグヘッドに付けてワームの代わりに使う。安いし環境にも優しい気がする。食いちぎられたワームの尻尾を見るたびに呑み込んだ魚は大丈夫なのか気になっていた。

海中に投入したイカソーメンジグはヒラヒラと白い柔肌をくねらしてアピール効果もバッチリ。ワームと同様にシャクってフォールを繰り返す。ほどなく鋭いアタリ。重量感はないが小気味よい引きでカワハギ系の魚が釣れる。その後もエソやミーバイなどの小魚がワームと同じくらいの頻度で掛かる。

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ロッドが柔らかいので小魚でも引きを堪能できる。これは楽しいかも・・・と悦に入っていたら、根掛かりで痛恨のラインブレーク。波も高くなり、のんびり小物釣りを楽しむ雰囲気ではなくなってきたので早めに帰ることにした。正味1時間の釣りタイムだった。

出艇した浜に戻りながら、防水デジカメで海の写真を撮る。海面付近までデジカメを近づけて望遠気味で写すと臨場感が生まれた

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目線が低いカヤックから沖縄の海をじっくり撮るのも面白いかもしれない。もっとも、カヤックでひとたび釣りを始めたら熱中して撮影に専念できそうもない。購入予定のデジカメやレンズが魚群探知機に化けそうな予感がする今日この頃・・・。

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2010年5月 1日 (土)

その先の海へ

いよいよ5月。結局、2~4月は1度もカヤックを漕がなかった。沖縄とはいえ冬はそれなりに寒い。風が強い日も多かった。

でも、最大の理由は面倒くさかったこと。シートを被せて駐車場に保管しているカヤックをクルマのルーフに載せるのはひと仕事だ。釣り道具の準備や帰宅後の後片づけにも時間がかかる。そこが、思い立ったらデジカメとデイパックだけですぐに実行に移せる山歩きと違うところ。

しかし、5月の声を聞くと気持ちが一転した。強い日差しを浴びて山から海へ自然に意識がシフトする。去年、カヤックフィッシングのデビューを果たしたのは7月末だった。5月の沖縄の海は未知の世界。どんなサカナたちが迎えてくれるのか楽しみだ。

準備に手間どり、出航は午後1時半頃。ゴールデンウィークだというのに出艇場所の浜に人影はなくて拍子抜けした。

天気は晴れ。風も弱い。沖から吹き寄せる風なので多少の波はあるがたいしたことはない。カヤック日和といっていいだろう。

まずは鯛ラバでタマンを狙う。集中して続けるがアタリはない。まだタマンのシーズンには早いのかもしれない。

ワームに切り替えればかなりの確率でミーバイが釣れるだろう。でも、今日は沖から岸に向かって弱い風が吹く絶好のカヤック日和。すこし冒険をしたくなった。

潮風を浴びながら沖へ向かってどんどん漕いでいく。岸から離れれば離れるほど解き放たれていくような気がした。これがしたくてオレは沖縄へ来たんだよなぁと改めて思う。

これまで到達したことがない未知の海域。水深も十分にありそうなのでジギングで攻めてみることにした。何が釣れるのか見当もつかない。大型のカンパチが掛かったらどうしよう。クーラーに入らないかも・・・。速いピッチでロッドをシャクリながら、そんな妄想にふけっていた。

鯛ラバと違ってジギングは体力を消耗する。アタリがないままエンエンと続くハードな動きに疲れて、そろそろラクな鯛ラバへ移ろうかと思い始めていたときだった。海面近くでコツンというアタリ。合わせるとギューンと竿先がもっていかれた。

しばしの抵抗ののち、青い魚影が海面に浮かび上がる。最初はシイラだと思った。よく見ると長いくちばしが付いている。1メートル級のダツだった。長い体をくねらせている様子は海竜出現という感じで迫力満点。

ジャンプしたダツが人間の体に突き刺さる話を聞いたことがある。急に恐くなってしまった。不用意に寄せないほうがいいかもしれない。心の動揺がロッド捌きに表れたのか、次の瞬間に激しい抵抗を受けてバレてしまった。

ホッとした気持ちが半分、写真を撮れなかった悔しさが半分だった。その後もジギングを続けるがアタリはなく、鯛ラバに変更。が、こちらも不発に終わる。冒険気分も満喫できたので、ワームでミーバイを狙う定番スタイルへ移行することにした。

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ミーバイやオジサン、フエフキ系のサカナが飽きない程度に釣れる。持ち帰って食べるにはどれもサイズがイマイチだったので、今回も全部リリースした。

3カ月ぶりのカヤックフィッシング。釣果はイマイチだったけど、輝く日差しを浴びながら極上の時間を海で過ごすことができた。それだけで十分。カンパチが釣れなくても悔しくなんかない。絶対に絶対に絶対に・・・。

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