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2010年8月

2010年8月29日 (日)

モーニング・カヤック

前回カヤックに乗ったのが2週間前。そろそろ禁断症状がでる頃だ。ドランカーが酩酊感から抜けだせないように、カヤックジャンキーの心は常に波間を浮遊している。

5月上旬からずっとカヤック三昧の日々。カヤックをなかば封印して仕事モードへの転換を図るつもりだった。しかし、カヤックジャンキーからカヤックを取ったらただのジャンキー。それはマズイだろうというわけで、日曜の朝にサクッと海上散歩へ。

浜に着くとそこそこ風があり、海面がザワついている。昼になればもっと風が強くなるだろう。短期決戦のつもりで手早く準備に取りかかる。7時すぎに岸払い。

予想どおり、沖へ進むにつれて波が高くなってきた。本来のポイントへ行くのは諦めて、近場で鯛ラバを投入する。水深は12mくらい。底は岩礁帯らしい。ミーバイ系のアタリが活発だった。続けてヤミハタが3匹釣れる。

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波で揺れるので写真を撮るのもひと苦労

そのあとアタリはパッタリ途絶えた。風も収まる気配はない。早々に撤収するしかなさそうだった。

波頭を砕き、飛沫を上げてカヤックは陸を目指す。正味1時間半のカヤックフィッシング。それでもミーバイが遊んでくれた。波間に漂えてシアワセだった。

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2010年8月27日 (金)

沖縄は夏がいい

夕方、海辺の遊歩道をジョギングしながら、いまデジカメがあればなぁと思う。モクモクと湧きあがる入道雲、その背後を彩る夕陽に染まった茜色の雲、雲の合間を埋める青い空。広大な空のスクリーンにはドラマチックな自然のドラマが時々刻々と展開されている。

名護に来て間もない頃は、沖縄は冬がいいと思った。内地と比べると気温が10度も高くて暖房要らず。2~3月のスギ花粉症もない。移住後しばらくはクルマがなかったので、日差しが弱い(少ない)冬なら徒歩や自転車で好きなだけ外出できるというメリットもあった。

一方、暑くて日差しが強い夏は冷房の効いた室内に閉じこめられる。山歩きなどのアウトドアもお預け。ミーニシ(北東の季節風)が吹く10月まではひたすら暑さに耐える日々。そんなふうに考えていた。

沖縄で過ごす日々が長くなるにつれて、当初のイメージは塗りかえられていった。クルマで移動する習慣がついて炎天下での外出も苦にならなくなり、夏のアウトドアに最適なカヤックというツールも手に入れた。

だが、夏の沖縄のイメージを転換した最大の立役者はドラマチックな天候だった。とにかく天気がハチャメチャなのだ。晴れ&雨なんて当たり前。日が照るなかを雨がザーッと降ってたりする。雨が止むと空に美しい虹が架かることも。

晴れでもいつ激しい雨が降るかわからないので、洗濯物を干しているときは気が抜けない。窓を開けていると、風に吹き寄せられた雨で室内が濡れることもある。雷雨のときは停電しないかとヒヤヒヤするし・・・。

それでも、変化に富んだ夏の沖縄の天気が好きだ。あの躍動感がたまらない。眺めていて飽きることがない。雲がこれほど魅力的な被写体であることも沖縄に来てはじめて知った。

かつては、夏の夕刻にデジカメ持参で海辺の公園を散歩するのが常だった。ジョギングが散歩に取って代わった今では、デジカメを持参することもなくなった。ウエストポーチにデジカメを入れて走るか、今のまま身軽な格好でジョギングを続けるか思案中だ。

夕暮れ時のドラマチックな一瞬を切り取って「作品」として残すか、空や雲、海とひとつになって沈みゆく夕陽に向かって走りつづけるか。悩ましいのう。

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2010年8月25日 (水)

夏の終わりに

子供たちの歓声が窓の下から聞こえてくる。そういえば今は夏休み。子供たちの声を聞きながら、オジサンの夏休みもそろそろ終わりにしなければと改めて思う。今年の1月に始まった長い長い人生の夏休み。

まったり暮らそうと思って沖縄へ引っ越してきた。仕事をセーブすることは前提条件だった。既存の取引先から不定期に受注する仕事量で十分。昨年末まではそう思っていた。

不況の影響もあるのだろう。今年になってから仕事はパッタリと途切れた。受注先の新規開拓を怠ってきたツケが今になってまわってきた感じ。

失業期間が長くなっても危機感はあまり感じなかった。沖縄でユルユルとした日々を送っているうちに感覚が麻痺したのかもしれない。読みたい本も溜まっていたし、趣味でやりたいこともあった。カヤックにのめり込んで気がついたら釣りバカ天国の状態に・・・。

最近になって、さすがにこれはちょっとヤバいと思うようになった。半年以上も失業していて平気な自分がなによりもヤバい。社会とのつながりを失って中年ニートへの道を突き進んでいる気がした。

そこで一念発起。受注先の新規開拓に励んだ。その結果、フリーの在宅ワーカーとして数社に登録することができた。問題はその報酬額だ。以前よりも下がっている。これも不況によるコスト削減の一環なのだろう。

10年以上の経験があり、実務年数に応じて実力もついているはずなのに単価は以前よりも下がっている。この現実をどう捉えるべきなのか。心情的には何ともやるせないのだが。

もっとも、パソコンだって性能は向上して価格は下がっている。IT関連の仕事に携わる者であれば、そうした時代の流れに呑み込まれるのは仕方ないことなのかもしれない。メリットを享受しているその社会システムの片隅に自分も身を置いているのだから。

それに、報酬に問題はあっても在宅で働くことのメリットはやはり大きい。沖縄の美しい海でカヤックフィッシングを楽しめるのもフリーの在宅だから実現できたこと。そう考えると、生活が成り立つうちは現実を受け入れざるを得ないという気持ちになってくる。

生活が成り立つように対策を講じることも必要かもしれない。生活費の月額を決めてそれを超えないようにするとか、一定の仕事量を毎月必ず確保するようにするとか。

もっとも、仕事が増えればカヤックに乗る機会も減るだろう。そうなると沖縄で暮らすことの有り難みが薄れるような気もするのだが。

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2010年8月12日 (木)

ウミガメとウミヘビの海

3週間ぶりのカヤックフィッシング。浜に着くと台風4号の影響でウネリが残っている。海の色もバスクリーンっぽい緑色で不自然な感じ。去年の今頃、台風後の大浦湾で漕いだときもこんな色だった。結局、釣果ナシに終わったのだが。

12時半頃に岸払い。沖へ向かってカヤックを漕いでいく。毎回、気分が高揚する瞬間だ。

いつものポイントで釣りを開始。時間帯が悪かったのか鯛ラバに反応がない。アタリがない状態が長引くにつれて、リールを巻く動作が単調に感じられてくる。飽きてくるのだ。

最初のエモノは色鮮やかなベラだった。初めて見るサカナ。でも、イマイチ嬉しくない。

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25㎝のベラ

緩慢なウネリに身を任せていると眠くなってきた。近くでプシュッと音がする。20メートルほど離れた海面にウミガメが浮上していた。あわててデジカメを取りだす。が、その姿はすでに消えていた。

ウミガメを目撃すると釣れないという話を思いだした。沖へ向かって場所を移動する。何投目かに待望のアタリ。ドラグが鳴ってラインが引き出される。キター!と思ったらフッと軽くなった。針の直前でラインが切れている。引きの感触から良型のオーマチっぽい。重い全身脱力感。

鯛ラバからインチクに変えて釣りを再開。ほどなくアタリ。引きが強くて何度も突っ込む。海面付近まで浮上しても衰えないパワーと闘志。45㎝のタマンだった。

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久しぶりのタマン。とても嬉しい。

そのあと小型のミーバイが釣れるが後が続かない。縞模様のウミヘビがカヤックの脇を身をくねらして泳いでいく。涼味満点の8月の夕べ。

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ゲームオーバーの時間が近づいていた。以前、良型のタマンを釣った岸寄りのポイントへ移動する。自作の鯛ラバを投入。リールをゆっくり巻いているとアタリ。ドラグが鳴って竿先が海面に突き刺さる。デカタマン、キター!と思ったら不意にフッと軽くなった。仕掛けを確認すると、PEラインとリーダーの結束箇所で切れている。

ショックが大きくてラインシステムを組み直す気にもなれない。岸へ向かってカヤックを漕ぎながら意気消沈していた。仕掛けの不備で大物を2匹も逃すとは・・・。なんとも後味の悪い幕切れ。これはもう、近日中にリベンジするしかないのかも。

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2010年8月11日 (水)

フルモニ始動

これまで朝食の基本メニューは「玄米+納豆」だった。ヘルシーでいいと思っていたのだが、日によっては消化不良気味になり、朝のエネルギーが削がれるように感じていた。

そこで、今週から朝食には果物だけを摂ることにした。ちなみに今日のメニューはパイナップルとキウイ。昨日はモンキーバナナとリンゴ。

果物にも食べ合わせがあるらしい。酸っぱい果物(柑橘類やパイナップル、キウイなど)と甘い果物(バナナなど)は一緒に食べないほうがいいそうだ。

朝食を果物だけにする食事法は、自然の法則にもとづいた健康哲学"ナチュラル・ハイジーン"の考え方によるもの。ナチュラル・ハイジーンをベースにした健康本(ダイエット本)はたくさんあるけど、アメリカで出版された『Fit for Life』(邦題『フィット・フォー・ライフ』、旧訳は『ライフスタイル革命』)がそのタネ本らしい。

ナチュラル・ハイジーンについては賛否両論あるようだ。『フィット・フォー・ライフ』は未読だが、読めばおそらく納得できない箇所もあるだろう。

それでもフルモニ(フルーツ・モーニング)は試してみることにした。世の中に健康法はあふれている。実践して結果が良ければ取り入れればいい。自分に適した形にアレンジすることもできる。何事も自分のカラダで検証してみるのが一番だ。スロートレーニングやスロージョギングもそうしたプロセスを経て生活に根づいていった。

フルモニ導入に一役買っているのが農協の直売所だ。この時期はパイナップルが安く手に入る。色鮮やかなドラゴンフルーツも今が旬だ。冬にはタンカンも出まわる。新鮮な果物を安く買える沖縄はフルモニにうってつけの土地なのかもしれない。

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パイナップル&ドラゴンフルーツ。これで計580円

今のところ、フルモニのメニューとしてリンゴ、バナナ、キウイ、パイナップル、アボカド、ドラゴンフルーツなどを考えている。絶対に食べてはいけない果物はマンゴー。先日、一切れだけなら大丈夫だろうとアレルギーを承知のうえで食べてしまった。翌日、首には赤い発疹が・・・。

朝食の食材を探しに農協へ行き、真っ赤に熟れたマンゴーを見ると全身に緊張が走る。そのたびにマンゴーの呪い、マンゴーの呪い・・・と念仏のように唱えることにしている。

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触らぬ神に祟りなし

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2010年8月 7日 (土)

名護の3店セット

名護暮らしが長くなり、自分なりの定番の食事処もいくつかできた。たとえば「名護漁港の食堂」、「宮里そば」、そしてカレーの「パパダム」。名護の"3店セット"と勝手に呼んでいる。

友人などの親しい人間が来沖すると、これらの店のいずれか(またはすべて)に案内することになる。3店に共通しているのは値段がリーズナブルで美味しいこと。つまり、コストパフォーマンスが高い。

新鮮な魚を食べたいときは名護漁港の食堂へいく。以前は刺身定食とイカ墨汁が定番メニューだった。最近はにぎり寿司やちらし寿司なども出来て選択に迷う。1個50円で買える天ぷらは小腹が空いたときのおやつにピッタリだ。

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にぎり寿司定食(\1000)

名護で沖縄そばを食べるなら宮里そばがいい。名護に沖縄そばの店はたくさんあるけど、価格や店の雰囲気を考えるとここがイチオシ。いかにも沖縄の大衆食堂といったオープンで飾らない雰囲気がいい。ソーキそばのほかに三枚肉入りの小そば(\300)もオススメ。

パパダムでは本格的なインド風カレーが楽しめる。マイルドな辛さのココナッツチキンカレーがオススメ。カレーと食後のチャイで計800円という価格もうれしい。コストパフォーマンスはここが一番高いかも。

先週も内地からの訪問者を迎えた。滞在期間に余裕があり、3店セットを完全制覇。とても喜んでくれた。次回もまた案内することになるだろう。3店セットが好評だと、自分と名護の街がまるごと認められたような気がしてちょっと嬉しい。

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