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2011年9月

2011年9月23日 (金)

タマン肥ゆる秋

2週間ぶりの釣行。台風と休みがぶつからなかった幸運に感謝しつつ、正午過ぎに岸払い。

日差しは相変わらず強いものの、海上をわたる風は涼しい。沖縄にもそろそろ秋の気配。暑すぎもせず、寒くもない海に浮かぶシアワセ。

今はもう秋 魚のいない海♪ なつかしい曲の一節が風にのって聞こえてくる気がする。黙々と鯛ラバを落とし続けて1時間半。何も釣れない。7~8月と比べると魚の活性は明らかに落ちている。

夕方4時半が満潮なので、そのあとの下げっぱなが勝負だと思った。それまでの上げ潮の時間帯はオマケみたいなもの。そう思ってノンビリ構えることにしたのだが。

カヤックが沖に流されて水深が深くなる。鯛ラバを30gから50gに替えて数投目、いきなりドンと竿先が海中へもっていかれた。

ドラグが鳴り、すごい勢いでラインが引き出されていく。下へ向かって走るのでガーラではなさそう。ひょっとしてカンパチ? 夏場にこの水深ではないだろうと頭では否定しつつも、甘美な妄想はとまらない。

ドラグはきつめに締めていたが、まだ甘かったようだ。結局、根に潜られてしまった。ラインは根掛かりしたときのようにピンと張って動かない。

竿を持つ力を緩めずに、魚が出てくるのを待つ。魚と人間のガマン比べ。そのうちモゾモゾとラインが動きはじめた。魚の引きがふたたび手元に伝わってくる。

その後も強烈な突っ込みが繰り返される。なんとか耐えてリールを巻いていると黄色い魚体が浮いてきた。

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今季2匹目のデカタマン(59㎝)

これまで根に潜られた魚を獲れたためしがなかったので、今回は貴重な釣果だった。その後はアタリが遠のき、夕方のゴールデンタイムに期待をたくすことに・・・。

夕方5時頃、下げ潮が効きはじめた。と、待望のアタリ。重量感はないものの、小気味よい引きで小ぶりのタマンが釣れる。

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タマン(30cm)

そのすぐあとに同サイズのタマンを追加。なんかバタバタと食いが立ってきた。それまでの休止モードから一転して臨戦モードに突入という感じ。

そして、今日2回目のクライマックスがやってきた。鯛ラバの着底とほぼ同時にアタリ。ドラグを鳴らす強烈な引き。激しい突っ込みで竿先が何度も海面に突き刺さる。突進をかわしながら、慎重にリールを巻く。無事にネットイン。満面の笑み。

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タマン(55㎝)

目標どおり、9月も2回海に出ることができた。7月以降、月2ペースのカヤックフィッシング。ギリギリの妥協ラインと思いながらも、仕事への影響を考えればこれくらいがちょうどいいのかも。

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2011年9月 9日 (金)

レッドフィッシュ

朝5時に起床。こんなに早く起きるのはめずらしい。子供の遠足、大人のカヤックフィッシングという感じ

とはいえ、子供と違って起きてもすぐにパワー全開にならないのが中年の辛いところ。準備を済ませ、出航場所から漕ぎだす頃には8時をまわっていた。

いつものポイントでいつもの鯛ラバ。釣れないワケがないと思う。事実、アタリはあるのだが、なかなか針がかりしない。そのうちなぜか腹具合がおかしくなってきた。やむなく出航場所まで戻るはめに・・・。

浜辺の背後が草むらになっていて幸いだった。スッキリして2度目の岸払い。運を落として魚に見放されなければよいのだが。

すこし沖合へ移動して釣りを再開する。早起きのツケがまわってきたようで眠い。釣りの前日は十分な睡眠が欠かせないと改めて感じた。

眠気を吹き飛ばす待望のアタリ。シャープでパワフルな引きはお約束のタマン。すこし小ぶりだが、釣果を得てホッとする。

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タマン(36㎝)

すこし風が出てきた。東へどんどん流されて未開拓のエリアに入っていく。オレンジのマニキュアを塗った鯛ラバに交換すると、ほどなくアタリ。いい引きをみせて姿を現したのは今年初となるサザナミダイ(アマクチャー)だった。

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サザナミダイ(41㎝)

午後の上げ潮に入るとアタリがパッタリ途絶えた。再び睡魔に襲われる。眠気覚ましを兼ねて風に向かってカヤックを漕いでいく。

すこし沖目のやや深めのポイントでシーアンカーを投入。ほどなく鯛ラバにアタリ。でも、途中でバレてしまった。手応え十分だったので悔しい。気を取り直して釣りを再開するとまたアタリ。今度はガッチリかかった。

かなり強い引き。タマンのようでもあるが、微妙に違う気もする。タマンほどシャープではなく、重くトルクのある引き。どんな魚が姿を現すのか興味津々だった。

赤い魚体が見えてくる。一瞬、アカジンかと思った。でも違う。背びれが糸を曳いている。初めて目にする赤い魚。ヘンなやつ。

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謎のレッドフィッシュ(45㎝)

写真を撮っていつものようにリリースする。しかし、水圧で浮き袋が膨張し、体を反転させて海面にプカプカ浮いている。

もっと地味な色の魚なら、いつの間にか見えなくなって無事に帰還できたと信じ込むこともできただろう。でもこのサカナ、色が赤くてハデなのでいっこうに視界から消えてくれない。

しかたないので回収し、締めて持ち帰ることにした。外見はハデだけど、意外と旨いかもしれないし・・・。

帰宅して調べると、赤い魚はイトヒキフエダイ(イヌバー)であることが判明。ネットの情報によると味も悪くないとか。

せっかくの機会なので、行きつけの居酒屋さんに持ち込んで刺身とバター焼きにしてもらった。刺身はコクがあってかなり旨い。白身の魚なのでバター焼きも合う。

ハデな外見に似合わず美味な魚だった。欲を言えば刺身には日本酒が欲しかったけど、オリオンビールでも十分に美味しゅうございました。

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