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2014年6月

2014年6月15日 (日)

幸福の条件

雨に塗り込められた週末。以前なら、価格コムやアマゾンなどのWebサイトの閲覧で1日が終わっていたかもしれない。今日はナシ。モノへの関心が薄れているらしい。

代わりに、録画したBS放送のテレビ番組を観る。タイトルは"「幸福学」白熱教室"。今年1月に全4回のシリーズで放映されたもので、今回観たのはそのプロローグ編。これがなかなかおもしろい。全編を通して観たくなった。

人が「幸せ」を感じるメカニズムを科学的に解き明かし、幸福になるための条件を示すというのが番組の趣旨らしい。プロローグ編では、幸福の条件として次の3つを挙げていた。

①人との交わり
②親切心(+感謝の気持ち)
③ここにいること(目の前のことに集中すること)

①についてはスンナリ合点がいく。たとえば、モノを購入(所有)して得られる喜びよりも、人との交流で得られる喜びのほうが大きい。その想いは歳とともに増していく。人生の残り時間を意識することで、より本質的な価値を選択するメカニズムが働いているのかもしれない。

②についてもよ~くわかる。人の役に立つことで幸せを覚えるという仕組みは、集団で生きることで進化を遂げてきたヒトのDNAに刻み込まれているのだろう。感謝の気持ちは、東洋の「足るを知る」の発想にもつながるような気がする。

正直なところ、③は①②ほどピンとこなかった。目の前のことに集中することがなぜ幸福の条件なのか。子供の頃、授業中は空想三昧だったけれど、アレはあれで結構シアワセだったような・・・。

番組では、③の例としてインターネットをはじめとするITへの過度の依存を指摘していた。そうしたテクノロジーを制限することが幸福感に寄与するのだという。パソコン(インターネット)への依存度が極めて高い自分にとって、これは意外な盲点だった。価格コムやアマゾンの閲覧で1日をつぶすことが「ここにいること」の対極に位置する行為なのは疑いないのだが。

ちなみに、この番組で一番興味を覚えたのは、5つの質問に答えることでその人間の幸福度を測定するディーナーの「人生満足尺度」。その回答結果によると、自分は「だいたいにおいて人生が順調な人」。幸福は主観的なモノサシで測られるというのは本当らしい。

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