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2014年11月

2014年11月23日 (日)

久志岳に登る

名護から近い辺野古岳と久志岳。米軍演習場が近くにあるため、どちらも登れる山だとは思っていなかった。最近、ネット上で久志岳の山行記をいくつか目にして登山道があることを知る。これは行かないわけにはいかない。

射撃訓練のない日曜に行くことにした。数久田集落の南側斜面を新しい道が山の上へと伸びている。急坂を登り切ると高台になっていた。ほどなく車道は行き止まりになり、左に下り坂の道が分かれている。

クルマを停めて前方の未舗装の道を進み、右側のガードレール脇から農道に下りる。草が刈られた農道をしばらく進むと小さな広場に突き当たり、左側に高圧電線の鉄塔がそびえている。この広場の右前方に細い道がある。それが久志岳へ向かう道だ。

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右前方の道を行く。ケモノ道のようでわかりにくい
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しばらく進むとこんな標識がお出迎え

足もとがシダで覆われてあまり気持ちのよい道ではない。足早に歩いていると、正面にロープが見えてきた。左側に久志岳のコースサインが見える。ここから本格的な登山道が始まる。

山頂までに分岐がいくつかあるが、コースサインに従って進めば問題はない。道はV字形に浸食された箇所もあるが、概して歩きやすい。名護岳のような階段状の道ではなく、自然な山道。その多くが稜線沿いなのも好印象だった。日差しを浴びた木々の葉が輝いて見える。

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正面に久志岳山頂を望む地点で右側の斜面を登ると、見晴らしのきくピークに出る。ここはこのコースで一番の絶景ポイント。東海岸のキャンプ・シュワブと西海岸の名護市街をともに遠望できる。

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ここを登る
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キャンプ・シュワブ
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辺野古岳
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久志岳
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名護市街地
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恩納村方面

道は一度下って再び登りに。ほどなく久志岳山頂に到着。といっても展望は利かず、三角点の標識でそれとわかるだけ。山頂の少し先に東側の展望が開けた場所があるので、休憩するならそちらがお勧めだ。

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米軍演習場とキャンプ・シュワブ

帰りも同じ道で下山する。無事に登頂を果たし、くつろいだ気分で写真を撮りながら歩く。

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途中に辺野古岳への分岐があった。次回は辺野古岳にも足を延ばしてみたい。射撃訓練のない、好天に恵まれた冬の日曜日に・・・。

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まだ青い大浦湾も遠望できた

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2014年11月20日 (木)

帰郷 2014

毎年恒例となった11月の里帰り。今年は3週間早かったので、夜遅くに東京郊外の駅に降り立ったときもそれほど寒いとは思わなかった。

実家の近くを流れる川の鯉も、その川面を泳ぐ鴨もいつもと同じように迎えてくれた。両親も待っていた。いつもと違うのは父が病院のSCU(脳卒中集中治療室)にいて、沖縄から駆けつけた息子が誰だか分からないことだった。

入居していた老人ホームで脳出血を起こし、救急車で病院に運ばれたのだという。出血は止まっても脳へのダメージが大きく、意思の疎通は困難になっていた。

母に付き添って病室の父に会いにいく。病床の傍らで1時間か2時間を過ごす。それだけの毎日なのにひどく疲れた。病院という特殊な環境がそうさせているのかもしれない。

××さん、私の手、握れますか? リハビリ療養士の若くてキレイなお姉さんにそう聞かれて、力強く「ハイッ」と答える父を見てはじめて笑みがこぼれた。息子の顔はわからなくても、人間としての生存本能は健在らしい。

2週間入院して父は老人ホームに戻った。やせ衰えていても手足の機能は損なわれていなかった。ただ、以前と違って自分では排泄ができなくなっていた。指先に便が付いていることもあった。それが何だか分からぬまま触ってしまったのだろう。

退院の3日後に沖縄に戻った。那覇空港で浴びた空気が心地よかった。高速バスの車内で音楽を聴きながら、母と兄が口にした言葉を思い返していた。94歳という年齢を考えれば命が助かっただけでも喜ぶべきなのだと。

退院後の父の様子を見ていると、本当にそうなのかという疑問が湧いてきた。自分なら人間としての尊厳が失われてまで生きながらえたいとは思わない。身近で接している母や兄にとっては、生きていてくれるだけで有り難く思うのは当然のことなのだが。

いつの間にかバスは許田のインターを過ぎていた。フロントガラス越しに広がる名護の街の灯を目にすると、深い安堵感を覚えた。自宅に帰って自分のベッドで眠ることができる。それだけで嬉しかった。

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2014年11月 5日 (水)

ステップしりとり

11月に入り、この1年を総括したい気分になってきた。たとえば消費の実態。2014年に何を購入し、それがどう役立っているのか(あるいは役立っていないのか)。

それを調べるためにアマゾンの注文履歴を見た。もちろん、アマゾン以外から購入することもあるが、食料品や日用品を除く趣味や娯楽の買い物ではアマゾンの利用頻度が高い。

購入品は本が多かった。しかし、その大半は未読。まあ、最近は本の寿命が短くなっているので、興味を持った本はとりあえず買っておけば安心だ。

やや値が張る買い物に空気清浄機があった。使い始めてから明らかに鼻の具合が良くなったので、買って正解だったと思う。PM2.5対策で購入したものだが、花粉やハウスダストなど、室内の空気汚染に広く効果があるように感じた。

サプリメントではオルニチンが効いた。寝覚めが良くなると聞いたので試したところ、明らかに効果が感じられた。嬉しい副産物が二日酔いの防止。オルニチンを毎日飲むようになってから二日酔いがラクになった。

評価が微妙なのが8インチのタブレット。人に写真を見せたり、ベッドで動画を観たりするときに使っている。ただ、外出中のインターネット接続を確保できずにいるので十分に活用しているとは言い難い。

その一方で、購入を躊躇したモノが大活躍しているケースもある。「ステップウェル」というステップ台だ。洗面所の段差を使えば踏み台昇降の運動はできるので、5千円も出して専用のステップ台を買うことにためらいがあった。

が、問題はモチベーション。洗面所の壁や洗濯機を眺めながら単調な昇降運動を続ける気にはなれない。ステップ台なら好きな場所に持ち運べる。

嘉津宇岳を望める窓の近くに置くことにした。窓を開けて外の空気を吸い、緑の山並みを眺めながらステップを踏む。それが朝の日課になった。

ステップを踏みながらしりとりや計算をすると脳を活性化できるという。アイラ、ラッパのみ、水割り、リキュール・・・口を突いてでる言葉で頭の中身が透けて見える。計算は100から順に7を引くのがいいらしい。…51…44…37…30…こんなふうにステップを踏むごとに7歳ずつ若返ることができればいいんだけど。んなわけねーか。

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