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2014年12月24日 (水)

鳥が醸す情景

野鳥を撮るためにどのレンズを買うか。なかなか結論を出せずにいた。タムロンの150-600mmズームには惹かれるけれど、10万の出費を余儀なくされる。それにデカいので手持ちで使うのは大変そうだ。

野鳥の世界にどこまで踏み込むかも未知数だった。花や昆虫のマクロ写真にハマった時期もあったけど、熱が冷めるのは思いのほか早かった。野鳥写真も同じ轍を踏まないとは限らない。本格的な機材をいきなり購入することにためらいを覚えた。

テレ端が300mmの望遠ズームなら2~3万円台で購入できる。重くないので手持ち撮影ができるのもよい。画角的に十分とは言えないけれど、使えないこともない。

とりあえず300mmで始めるのが無難かなぁと考えていると名案が浮かんだ。防水仕様のミラーレス一眼であるNikon 1 AW1を前から欲しいと思っていた。このNikon 1にマウントアダプターを介してNIKKORレンズを装着すると、約2.7倍に相当する画角になるという。つまり、ウチにある18-200mmズームが超望遠ズームに変身するわけ。

以前から欲しかったNikon 1 AW1をマウントアダプターと併せて購入すれば超望遠ズームも手に入る。一挙両得に思えたこの案も突き詰めていくと問題があった。ひとつはNikon 1 AW1の性能と操作性。センサーが小さいことや、ファインダーがないことは野鳥撮影で不利に思えた。

もうひとつはコスト。Nikon 1 AW1(防水ズームレンズキット) + マウントアダプターで8万ほどかかる。防水カメラとしてNikon 1 AW1を活用すれば元はとれるのだが、そうなると今度はレンズ交換が面倒になりそうだ。

野鳥撮影についてネットでさらに調べていると、ネオ一眼という言葉に行き当たった。一眼レフのような形状をしたレンズ一体型の超望遠付コンパクトデジカメのことらしい。ズームは光学50~60倍なので小鳥もねらえる。おまけに低コスト。防滴仕様で3万を切る機種もある。

軽いコンデジで小さな鳥をアップで撮影できる。野鳥写真に特化したデジカメとしてネオ一眼もアリかなと思った。購入する機種を選定するためにネットで候補モデルの作例をチェックする。

アップでピントが合っていればどれも綺麗に見えた。ただ、コンデジなので全体にボケがイマイチだった。野鳥の記録写真としては十分なのかもしれないが。

ここで原点に立ち返ることにした。もともとバードウオッチャーではない自分が撮りたい野鳥の写真とは何なのか。それは、さまざまな感情を観る者の心に起こさせる鳥の写真。すなわち、鳥が醸す情景だった。

アップで撮ることへのこだわりはない。鳥と一緒に周囲の環境も写し込む撮り方であればテレ端が300mmでもイケるだろう(ボケの美しさを考えれば単焦点の望遠レンズが望ましいけど、値段が・・・)。

そんなわけで、紆余曲折の末にタムロンの望遠ズームSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)に行き着いた。今日、Amazonでポチる。到着が楽しみだ。

Sdsc_0818eeee
Nikon D50+AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED

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コメント

tokajarさんの野鳥の写真も楽しみです。

お父様のカワセミ・・・印象に残る写真でしたね。

・・・にしても、
写真って 撮る技術の前に 希望のカメラ、レンズを探し出し手に入れる術が必要なのね~

投稿: iyds | 2014年12月26日 (金) 21時27分

野鳥の写真はハードルが高いですね。寄れないから超望遠が欲しくなるし、飛行中の撮影には連写性能が求められるし・・・。でも、当面は海辺で大きな鳥をねらうつもりです。野鳥写真で機材にハマると財布に羽が生えて飛んで行っちゃいそうなんで (^_^;

投稿: tokajar | 2014年12月27日 (土) 08時53分

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