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2015年1月

2015年1月31日 (土)

目の周りが赤い鳥

漫湖水鳥・湿地センターへ行きたいと思っていた。同センターが無料で配布している「沖縄県の探鳥地MAP」が欲しかったのだ。今回、那覇へ行く用事ができたのでやっと訪れることができた。

モノレール(ゆいレール)の奥武山公園駅から歩いて15分ほどで着く。2階建ての施設で漫湖の干潟に面している。受付で名前を記入して入館(無料)。探鳥地マップについて尋ねるとすぐに出してくれた。

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「中・南部編」と「北部編」の2冊。要点がまとめられていて分かりやすい

センターの1階には展示室があり、漫湖の野鳥がジオラマで展示されている。2階の観察デッキには望遠鏡が設置されており、干潟の野鳥を観察できる。

曇天で北風がつよい。バードウォッチングには向かない天気だった。それでも、せっかく来たので干潟に造られた木道を歩いてみた。

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チュウサギ(?)
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シロハラ
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ムナグロ

ほかにも野鳥はいろいろいたけれど、寒いので早々に退散する。戻る途中で大型のカモに遭遇。初めて見る鳥だった。色はハデだが野生の希少種が放つオーラはない。というか、ほとんどアヒル。

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もしかして、名護のネオパークオキナワでも見たことがあるような・・・
1枚目を除きNikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

その後、ネットで調べてバリケンという鳥であることが判明した。南米原産の家畜で中国経由で沖縄に持ち込まれたらしい。

ちなみにこのバリケン、手持ちの野鳥図鑑には載っていなかった。"目の周りが赤い鳥"でGoogleの画像検索を実行すると1発でヒット。恐るべし、Googleの検索エンジン。

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2015年1月25日 (日)

やんばる固有種を求めて

ハイキングコースでアカヒゲと出会ったことで、いわゆるヤンバル3種(ノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ホントウアカヒゲ)への関心が湧いてきた。名護ならやんばるの森にも近い。やんばるの固有種を求めて国頭村の山を歩いてみることにした。

やんばるの西海岸と東海岸を結ぶ県道沿いにクルマを停めて付近の林道を歩く。日差しを浴びた木々の緑が美しい。環境は抜群だけど鳥の姿はあまり見かけない。目にしたのはシジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、そしてヤマガラ。

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ヤマガラ

具体的な情報に基づいて場所を特定したわけではなかった。当てずっぽうにクルマを降りて探してみても、希少種の鳥たちはそう簡単には姿を見せてくれそうもない。

場所を変えて森林沿いの小道を歩く。近くの茂みから木をたたく音が聞こえてきた。地面に近い位置なので下草に遮られて鳥は見えない。木をたたく音がコゲラのそれよりも大きいことは明らかだった。そして、沖縄のキツツキ類はコゲラを除くと一種だけ。

実物を確かめるために茂みに足を踏み入れた。足音に気づいたのか、隠れていた鳥は飛び立って近くの木の枝へ。姿はなんとか捉えることができたのだが・・・。

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露出不足でピントも甘い。おまけに葉っぱ被り。証拠写真のレベルだけど、それでも嬉しいノグチゲラ

思わぬ出会いに足どりも軽くなる。ノグチゲラとのさらなる出会いを求めて山に入った。が、木をつついているのはコゲラだけ。山道をあちこち歩く。気がつくと日は西に傾いていた。

クルマを停めた場所に向かって歩いていると、赤い鳥が目の前を横切った。アカヒゲだ! そのまま茂みに入って近くを歩きまわっている。その場に立って様子を窺うと、こちらに向かってぴょんぴょん歩いてきた。

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ホントウアカヒゲ(メス)。かわいいにもほどがある
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

ノグチゲラ、アカヒゲとくれば次はヤンバルクイナ。このままヤンバル3種を1日で達成できそうな気がしてきた。日没の時間が近づいている。ヤンクイに遭遇するチャンス。そう考えてヤンバルクイナが出没しそうな草地に移動してみたが、夢の三冠は適わなかった。

ノグチゲラといえば絶滅が心配されているほどの希少種。数が少なく山奥でないと出会えないと思い込んでいた。今回、ノグチゲラを目撃した場所が開けた場所だったので意外な気がした。見方を変えれば、やんばるの開発が進み、ノグチゲラの生息地に人間が入り込んでいるということなのかもしれない。

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2015年1月24日 (土)

探鳥ハイキング

天気がよいので今日は山歩き。大宜味村の塩屋富士からクガニ岳、坊主森を経て北側登山口に抜けるコースを歩く。

起点となる南側登山口の周辺では満開の桜に蜜を求めるメジロが群がっていた。

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久しぶりの山歩き。いきなり始まる急な登りがこたえる。それでも、澄んだ山の空気は心地よい。

しばらく歩くと鳥のさえずりがひときわ盛んなエリアにさしかかった。鳴いているのはシジュウカラ。写真を何枚か撮るがどれもイマイチ。

さらに進むと、赤みを帯びた鳥が前方の枝に留まった。アカヒゲだ。心臓バクバクで慌ててカメラを向ける。

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手前の木をチェーンソーで切り倒してやりたい

ジョウビタキと同様に、アカヒゲも目の周りがすっきりしているメスのほうがカワイイ。つづいて、木をこんこん叩くコゲラや熟したシークワーサーをついばむメジロにも遭遇。

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耳を澄ますと尺八のような鳴き声が聞こえる。ズアカアオバトかもしれない。以前、このコースを歩いているときに見た記憶がある。

その後、ゴールの北側登山口の手前でやっとジュウカラをまともに撮ることができた。

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過去に何度か訪れてよく知っているはずのハイキングコース。野鳥を求めて歩くと新たな世界が見えてくる。北側登山口に下りると、サシバが空高く悠然と舞っていた。

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大空を翔る者たち。羽で飛ぶ者もいればジェット燃料で飛ぶ者もいる
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

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2015年1月23日 (金)

サギと残照

海でサギを撮りたいと思っていた。夕陽をバックに飛び立つサギのシルエット。そのチャンスがなかなか巡ってこない。夕陽と海の条件は満たしていてもサギがいなかったり、サギはいても日が翳っていたり。

地図を見ながら撮影地のアタリをつける。サギがいて夕陽を背景にできる場所。候補地はほどなく見つかった。干潟なのでサギとの遭遇率は高そうだった。

現地に到着。干潮から2時間ほど過ぎているが、かなり沖まで潮が引いている。

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前方にクロサギがいるのが見える。その先にはアオサギの姿も。しばらく待っているとダイサギも飛んできた。サギとの出会いは適ったものの、夕陽は雲に隠れてしまった。雲から漏れでた光が水面を淡いオレンジに染めている。

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鳥は遠いし夕陽はショボい。サギが羽を広げて飛び立つシーンもない(飛び立ったけど撮り損ねた)。

それでも、頭に描くイメージに近い場所には巡り会えた。根気よく通えば写真の神様がいつか微笑んでくれるかも。

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Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

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2015年1月20日 (火)

最終到達地

趣味の世界は多様で奥深い。たとえば釣りと写真。始めたのはいずれも小学生の時だった。それから半世紀近く経った今でも、この2つとは縁が切れない。というより、沖縄に来てからヒートアップした気がする。

釣りは川で覚えた。高校生になると、未知の大物を求めて海へ向かった。大学に入ると世界を旅することに関心が移り、釣りはしばし中断。就職して仕事に慣れるとふたたび海へ。

この頃に熱中したのが堤防での落とし込み釣りと手漕ぎボート釣り。落とし込みのターゲットはクロダイ(チヌ)なのだが、フィールドが東京湾ということもあって釣果はイマイチだった。

それでも、海中に沈んでいく道糸の動きでアタリをとる落とし込み釣りはおもしろかった。道糸の動きを見つめ続けることで自分が無になっていく。いま思うとあれは一種の瞑想体験だったのか。

手漕ぎボートの海釣りでは四季折々の多彩な釣果が得られた。なにより、自分が船頭になって好きな場所に移動できる開放感がたまらない。この手漕ぎボートの体験が沖縄でのカヤックフィッシングの道を拓くことになる。

一方の写真は途中のブランクが長かった。カメラが好きというよりSL(蒸気機関車)が好きで始めた写真だった。高校に入ってSLが全廃されると、興味を持てる被写体は何も思い浮かばなかった。それだけSLへの思い入れが強かったのだろう。そのあと30年間、コンパクトカメラで記念撮影することはあっても、写真にのめり込むことはなかった。

写真を本格的に再開したのは沖縄に来てからだ。沖縄の風景はエキゾチックで写欲をそそる。名護は海と山に恵まれた土地なので、気がつくと自然が主な被写体になっていた。山に登れば植物を撮り、カヤックでは釣った魚を撮った。花や昆虫のマクロ写真にハマったこともある。

そして、いま夢中なのは野鳥の写真。晴れると鳥撮りに行きたくてウズウズする。野鳥を撮るのは難しいけれど、それが魅力でもある。限られたシャッターチャンスをいかにモノにするか。40年の時を経て、SLに代わる写真のテーマにようやく巡り会えた気がする。

カヤックフィッシングと野鳥写真。この2つに共通するキーワードは「自由」。自らパドルを漕いで海を進むことで行動の自由を謳歌し、空を飛ぶ存在である鳥の一瞬を捉えることでイメージとしての自由を表現する。

自由を表現するには高性能なカメラとレンズが欠かせないことも分かってきた。老朽化したクルマの買い替えも控えているし、今年はココロを入れ替えて仕事しましょうね。

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KF(Kayak Fishing)とBS(Bird Shooting)。結局、そこにゆきついたか...
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)で撮影

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2015年1月19日 (月)

探鳥の山

田んぼの脇にクルマを停めて野鳥を撮れば楽だし効率もよい。その一方で、野趣に欠ける守りの鳥撮りという印象も。今日は攻めの鳥撮り。クルマを降りて未見の鳥を求めて山に入る。

名護岳山麓にある散策路を歩く。木々が鬱蒼と茂り、あちこちで鳥がさえずっている。鳴き声で判別できる鳥がまったくいないのが哀しい。

それでも、耳を澄ますとツツーピーというひときわ綺麗なさえずりが聞こえてくる。その鳴き声が近づいてきたと思ったら、前方の木の枝に小鳥が留まった。初めて見る鳥。反射的にカメラを構えて数枚シャッターを切る。

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アマミヤマガラ

山での野鳥との出会いは突然だ。撮った写真のピントを確認し、どうにか1枚だけ許容範囲なのを知ってホッとする。

それでも、幸運な出会いは1回だけだった。遠くの木に留まっている鳥を見つけても、葉や小枝が邪魔をしてまともに撮らせてくれない。

散策路から林道に出ても状況は変わらなかった。桜が植えられているエリアでようやくメジロをゲット。

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アクロバティックなメジロちゃん
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

予想していたとはいえ、300mmの望遠ズームで山の野鳥を撮るのはけっこう厳しそうだ。それとも、1箇所でじっと待っていれば射程範囲内に寄ってくる? 試行錯誤の日々はまだまだ続く。

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2015年1月18日 (日)

野鳥の楽園

野鳥との新たな出会いを求めて金武の水田地帯へ。途中で恩納村の県民の森に寄る。広い園内には自然散策路がいくつか設けられている。今回は駐車場の周辺をサクッと探鳥。

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ウグイス。最近なぜかよく見かける
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ビンズイ。初見の鳥なのでうれしい

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シロハラ。ほとんど保護色

渓流コースにも惹かれたけれど、このあと野鳥の楽園が控えているのでパス。目的地の水田に近づくと、遠目にもサギが数羽いるのが見えた。

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トラクターのあとはご馳走の山? 人間と野鳥の共存風景
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チュウサギ。水田の近くにはコスモス畑も
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ハクセキレイ。キリッと締まった美しいフォルム
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ヒバリ or タヒバリ
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コチドリ
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タシギ
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ムナグロ?

近くを流れる川は海に近いため、岸辺にマングローブが茂っている。

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カルガモとコサギ

海に向かって歩いていると、岸から近い木の上に大きな鳥がいた。

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海を見つめる孤高のアオサギ
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

やんばるで効果を実証済みの車窓撮影がここでも功を奏した。クルマで座って待っていれば鳥のほうから寄ってくるのでラク。この方法なら70-300mmの望遠ズームでも十分に戦える。次回はレアな鳥と出会いたい。

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野鳥の楽園にもコイツが...

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2015年1月14日 (水)

ムナグロ天国

海辺の公園にはさまざまな野鳥がやってくる。なかでもムナグロはトップレベルの被写体だ。黒い目がクリクリして可愛いいし、静止している時間が多いので撮りやすい。

そのムナグロの撮影では、Nikon D5100のバリアングル液晶がよい仕事をしてくれた。表現の幅が広がることを期待してバリアングル付きのD5100を買ったはずなのに、これまでその効果を実感する機会は限られていた。それが野鳥の撮影に役立つとは・・・。

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バリアングルを使って地面に近い位置で野鳥を撮ることで、次の2つの効果が期待できる。

・被写体(ムナグロ)の目線で見ることで被写体に感情移入しやすくなる。
・背景のボケ効果が増し、手前の芝生による前ボケが被写体をさらに引き立たせる。

背景の玉ボケにホンワリした前ボケが加わることで、メルヘンチックなイメージが増幅されることになる。

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Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

最近はバリアングルをほとんど使ってなかったので、正直なところ無くてもよかったかもと考えていた。それが思わぬ場面で底力を発揮してくれた。公園の芝生に限らず、砂浜で野鳥を撮るときにも活用できそうだ。

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2015年1月13日 (火)

公園の鳥たち

野鳥の撮影を始めると海辺の公園がパラダイスになった。自宅から近く、名護湾に面していて眺めもよい。以前から散歩やウォーキングでよく利用していた。そのお気に入りの公園にさまざまな野鳥がいることを知ったのだ。

1月中旬の3日間で目撃した野鳥は10種類以上。その主な面々を紹介すると・・・

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メジロ。絵になるので見かけるとつい撮りたくなる

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シロガシラ。数が多いのでシャッターチャンスも増える

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ヒヨドリ。下から仰ぎ見るアングルで撮るとカッコイイ
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イソヒヨドリ(メス)。場所によっては海が背景になることも
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ムナグロ。数が多くて撮りやすいので好感度アップ
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アオサギ。公園内の池にはサギがよく飛来する
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オオバン(左)とバン(右)。この池の主的な存在

このあたりが常連メンバ-か。公園内を歩けばだいたい見ることができる。遭遇率はやや落ちるがほかにこんな鳥たちも・・・。

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キセキレイ。色、姿ともに美しい鳥。動作が機敏で撮りづらい
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ハクセキレイ。ちょこまか動いて撮るのがたいへん

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ツグミ。シロハラに追われている姿にマイノリティの悲哀が...

ここまで書いてきてふと思った。街の公園につきもののハトやカラスが含まれていない。居ないわけではないのだが、被写体として目に入らなかったらしい。それからスズメ。これは本当に見かけなかった。

沖縄にスズメはいないのか? まさか! と思いながら家に向かって歩いていると、上のほうから聞き覚えのあるさえずりが聞こえてきた。

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なーんだ、ちゃんといるじゃあーりませんか
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

とはいえ、目にする機会が少ないのも事実。内地ではスズメを見ても何も感じなかった。居るはずのものが居てくれることの有り難みをここに来て改めて思った。

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2015年1月11日 (日)

あの子に逢いたくて

川沿いの公園で目にしたジョウビタキのつぶらな瞳が忘れられない。あの可憐な姿をもう一度見たくなった。前回の訪問から1週間あまり。同じ場所にいるだろうか。

ジョウビタキについて調べてみた。Wikipediaによると、縄張りを作って同種を排斥する習性があるという。可愛らしい外見に似合わず攻撃的だ。一方、人間に対する警戒心は薄いとか。撮影する側にとってこれはメリットだった。

昼過ぎに公園に到着する。ジョウビタキの撮影ポイントに行く前に木立でウグイスを発見! 数枚撮ると茂みに隠れてしまった。再訪時のターゲットがまたひとつ増えた感じ。

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ジョウビタキが縄張りを作るというのは本当らしい。前回と同じ柵の上にあの子はいた。しばらくすると飛び立ち、近くの木の枝にとまる。ワタシを撮ってと言わんばかりに尾羽を振っている。

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しばらくとまっていると、不意に飛び立って近くの木へ移る。その繰り返し。おかげで背景を変えてたくさん撮ることができた。

ジョウビタキのオスはメスよりも綺麗な色をしているけれど、目のあたりが黒い。メスは目の周囲がスッキリ。つぶらな瞳という表現はメスのほうがしっくりくる気がする。

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ジョウビタキ(メス)
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

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2015年1月10日 (土)

水辺のバレリーナ

近所の公園から東海岸へと拡大する探鳥エリア。さらなる出会いを求めて今日はやんばるへ。

といっても、ノグチゲラやアカヒゲを求めて山に入るわけではない。ターゲットは未見の野鳥ではなく、名護へ来た当初に屋部川で目撃した鳥。その優美な姿をタムロンの望遠ズームで捉えてみたかった。

海岸から1キロほど入ると小さな水田が点在している。周囲を山に囲まれてのどかな雰囲気。いかにも鳥の楽園という感じの場所だった。

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タシギ
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タカブシギ
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イソシギ
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バン(上が幼鳥で下が成鳥)

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アマサギ

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コサギ
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農道を歩くバンの幼鳥。猫がいても平気

水が張られた休耕田にお目当ての鳥はいた。細長い足で軽やかに動くために「水辺のバレリーナ」という愛称をもつセイタカシギ。8年ぶりの再会に胸がときめく。

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所期の目的は果たしたので海岸へ探鳥にいく。干潮なのでかなり沖まで海底が露出している。採餌中の鳥を探すが見当たらない。やっと見つけたクロサギは遠すぎてダメ。結局、あまりフォトジェニックではないメスのイソヒヨドリにレンズを向けた。

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足にカラーリングが嵌められている。個体識別のため?

帰る前に休耕田に寄ってセイタカシギをふたたび撮る。夕陽が水面に反射していい感じ。セイタカシギの別称が「水辺の貴婦人」であることを思いだした。

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Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

今回、水田脇のスペースに駐車して「車窓撮影」を試してみた。鳥を間近で撮影できて効果的だった。車がブラインドの役割を果たし、鳥の警戒心を弱めてくれるらしい。

次期マイカー候補のハスラー。色は白と決めていたけれど、車窓撮影にはカーキがいいなと思った。

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2015年1月 5日 (月)

鳥撮り初めⅢ

翌日も好天に恵まれたので野鳥を探しにいく。本を返しに図書館に寄ると、駐車場脇の木立からさえずりが聞こえる。目を凝らすと小鳥が顔を覗かせていた。

あわててカメラを持ちだすが、鳥の姿はすでにない。引っ込みがつかず、遊歩道に導かれるまま林の中へ。

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イジュの花とメジロ
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シロガシラ。沖縄ではよく見かける鳥

今日も東海岸へ向かう。海をバックに飛翔中の猛禽類を丘の上から撮りたいと思った。途中で羽地大川と羽地ダムに寄り、あちこち歩いて鳥を探す。


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サシバとカラスのツーショット。本当は仲がいい?

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ヒヨドリ
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メジロ。この距離なら300mmでも十分にねらえる

ほかにもバンやキセキレイを水辺で撮影し、森ではコゲラに遭遇したが、いずれも遠すぎて写りがイマイチだった。

東海岸に移動し、川沿いの道を走っていると、水辺の木にとまるサギを発見。写真を撮りながら徐々に近づく。例によって予想よりも早く飛び去ってしまった。

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その後、浜辺を歩いて鳥を探すが見つからない。満潮に近い時間だったのでタイミングが悪かったのかもしれない。猛禽類の姿も見えず、海を背景にした雄大なショットは絵に描いた餅に終わった。

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結局、海辺で撮影できたのはイソヒヨドリ(メス)のみ

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集落のはずれで2枚追加。オスのイソヒヨドリは綺麗でフォトジェニック
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

カヤックで釣りをしているときは沖磯で鳥をよく見かけた。ここ数日、撮影を目的に海辺を何箇所か歩いたが、鳥はほとんど見かけなかった。季節、時間帯、場所――さまざまな条件が影響しているのだろう。渡り鳥を主体とする沖縄の野鳥撮影では、リサーチと情報収集が重要だと改めて感じた。

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2015年1月 4日 (日)

鳥撮り初めⅡ

新春の野鳥撮影の2日目。昨日が公園だったので、今日はさらなる自然を求めて東海岸へ。

川の両岸には畑が広がり、すこし離れて低い丘陵が見渡せる。海に近いのでマングローブ林もある。バードウォッチングには最適のロケーション。

被写体を求めて川に沿って歩いていく。コンクリートで護岸されているが、対岸はマングローブの岸辺。その浅瀬でシギがエサを漁っている。

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イソシギ
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アオアシシギ(コアオアシシギ?)。シギの同定はムズい

マングローブ林が途切れて干潟が広がっている。すこし先は海だった。引き返して上流に向かう。

黄色い小鳥が川面を滑るように飛んでいく。小さいのでテレ端が300mmでは距離が足りない。

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キセキレイ

さらに進むと、水際に大きな鳥がいる。シギの仲間ではない。初めて見る、ちょっと異様な雰囲気の鳥。

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ササゴイ。マングローブ林に似つかわしい風貌

上流に向かってさらに歩いていくと、浅瀬で獲物を狙うクロサギに遭遇。これくらいデカいとフレーミングもしやすい。

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近くにはアオサギの姿も見える。こちらはクロサギよりもさらにデカい。

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カメラを構えてにじり寄る人間に殺気を感じたのか、アオサギはすぐに飛び去ってしまった。後ろ姿を目で追っていると、近くの木に舞い降りた。しばし羽を休めてふたたび飛びたつ。今度は飛行中の姿をレンズに収めることができた。

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アオサギ。国内最大級のサギ。飛んでいる姿はツルを思わせる。

川での撮影がひと段落ついたので海へ向かう。海岸に沿ってしばらく歩いてみたが、鳥の姿は見えない。鳴き声を頼りに木立に分け入って野鳥を撮る。

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コゲラ。キツツキの仲間らしい。
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シロハラ。羽地内海で出会って以来、いたるところで目にする。
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

岸辺を飛びかうカワセミも、目の前の松に留まったシジュウカラも撮り逃がした。反射神経が衰えているのか、貴重な一瞬をモノにできないことが多い。

それでも、鳥撮り初め2日目は自然を心ゆくまで堪能することができた。同時に、野鳥を撮ることの醍醐味の一端を味わえた気がする。野鳥の撮影は本当に奥が深い。

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2015年1月 3日 (土)

鳥撮り初めⅠ

年明け早々に鳥を撮りにいく。デイパックには年末に購入したタムロンの望遠ズームが入っている。試し撮りはもう済ませた。今日は本番モードでガンガン撮るつもり。

向かったのは町外れにある公園。公園の野鳥は人に慣れているので初心者でも撮りやすいとか。そこは川に沿って遊歩道が整備され、狭い草地を挟んだ斜面には木々が鬱蒼と茂っている。

公園でまず出迎えてくれたのがイソヒヨドリ。自宅のベランダにもよく飛んでくるきれいな鳥。さえずりも美しい。お気に入りの鳥のひとつ。

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続いてジョウビタキを発見! 沖縄では初めてなので嬉しい。つぶらな瞳がかわいい。これも好きな鳥。

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ジョウビタキ(メス)

次のターゲットはメジロ。人が近づいてもあまり逃げない鳥だけど、ここのメジロはとりわけフレンドリーだった。

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空を見上げると大きな鳥が悠然と舞っている。と、いきなり川面に向かって垂直に急降下した。ひと呼吸おいてバシャンという音と飛沫。ミサゴらしい。

連写モードにして飛翔中のミサゴをねらう。ほとんどピンボケ。なんとか1枚だけサマになった。ヘタな鉄砲も数打てば当たるらしい。ちなみに、米軍のオスプレイはミサゴの英語名(osprey)に由来するとか。

斜面に造られた階段を登り、森の中に足を踏み入れる。あちこちでさえずりが聞こえ、野鳥の気配に満ちている。

それでも姿は確認できない。鳴き声を頼りに神経を研ぎ澄まして鳥を見つけようとする。眠っている野性を目覚めさせるようなヒリヒリした感覚が心地よい。

結局、森では成果を得られず、川沿いの公園をあとにした。続いて向かったのは海辺の公園。夕陽を浴びて飛ぶサギの姿が頭に浮かぶ。

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遊歩道からほど近い岩礁にいつものクロサギがいる。人の姿は見慣れているはずなのに、今日はなぜかナーバスだった。望遠レンズ付きのカメラのせいか。銃ではなくレンズでも、人間が狙っていることに変わりはない。

今回も相手との距離を測り損ねてしまった。連写モードに切り替える前にクロサギは飛び去っていく。野鳥の撮影には敏捷性と即応性が欠かせない。

海はあきらめて陸にレンズを向ける。夕陽を浴びて輝く芝生の上をムナグロが動きまわっている。小さな白い鳥もいた。ハクセキレイらしい。すばしっこく動くのでピントが合わない。

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ムナグロ
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ハクセキレイ

かくて、2015年の鳥撮りは身近な公園で幕を開けた。いずれも徒歩圏にあり、野鳥撮影のホームグラウンドとして活用できそうだ。

沖縄で記録された野鳥の9割は渡り鳥だという。この1年を通じてどんな旅鳥たちと出会えるのか。今から楽しみだ。

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
Nikon D5100 + Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)ですべて撮影

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